特許
J-GLOBAL ID:200903067335435934
内燃機関における弁動作タイミング調整装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-162241
公開番号(公開出願番号):特開平7-019073
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の弁動作タイミング調整装置に関し、装置の応答のむだ時間が変動しても安定性の高い制御を実現することを目的とする。【構成】 クランク軸とカム軸間の回転位相を変える機構1と、機構1を駆動する駆動手段2と、機関の運転状態を表す状態量を検知するセンサ3と、両軸間の位相差の実際値を算出する手段4と、回転位相差の目標値を決定する手段5と、状態フィードバック制御により実際値を目標値にするための操作量を決定して駆動手段へ出力する制御手段6とを備えた弁動作タイミング調整装置において、制御手段6に、操作量を記憶する手段6Aと、状態量からむだ時間を設定する手段6Bと、上記制御で用いるサンプル数をむだ時間から算出し、その数のフィードバックゲインを算出する手段6Cと、実際値と目標値間の偏差,サンプル数分のフィードバックゲイン及び操作量から現操作量を算出する手段6Dとを設ける。
請求項(抜粋):
クランク軸とカム軸間の回転位相を変えるための位相調整機構(1)と、この位相調整機構を駆動するための駆動手段(2)と、内燃機関各部に設けられ、機関の運転状態を表す状態量を検知する各種センサ(3)と、前記センサによって検出された運転状態量に基づいてクランク軸とカム軸間の回転位相差の実際値を算出する手段(4)と、前記運転状態量に基づいて回転位相差の目標値を決定する手段(5)と、状態フィードバック制御により前記実際値を目標値に一致させるための操作量を決定し、前記駆動手段へ制御信号として出力する制御手段(6)とを備えて、カム軸で駆動される弁の動作タイミングを制御する弁動作タイミング調整装置において、前記制御手段(6)に、制御信号の操作量を制御データとして記憶する手段(6A)と、前記運転状態量を基に当該制御のむだ時間を設定する手段(6B)と、前記むだ時間に応じて当該制御で用いるサンプル数を算出し、当該サンプル数のフィードバックゲインを算出する手段(6C)と、前記実際値と目標値間の偏差,当該サンプル数のフィードバックゲイン、及び当該サンプル数の過去の操作量を用いて現操作量を算出する手段(6D)とを設けたことを特徴とする弁動作タイミング調整装置。
IPC (2件):
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