特許
J-GLOBAL ID:200903067340770083

オブジェクト指向データ処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 光由 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-261995
公開番号(公開出願番号):特開平7-114464
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】本発明は、仮想人間世界をモデル化する動的モデル/静的モデル/因果関係モデルからなるオブジェクトモデルと情報隠蔽モデルとに基づいてデータ処理を実行する構成を採るオブジェクト指向データ処理システムに関し、オブジェクトの持つ属性を包括的かつ有機的に管理する構成を構築することで、オブジェクト部品の有効利用を実現可能にすることを目的とする。【構成】オブジェクトの持つ属性をメタデータとして管理する構成を採り、当該メタデータとして、オブジェクトの管理情報を記述する管理データと、オブジェクトの持つ意味を記述する意味データと、オブジェクトの構造を記述する遺伝子データと、オブジェクトの実体についての情報を記述する内部iDと、これらを記号化するシグニチャーと、オブジェクトの進化退化のヒストリーを記述するエノ・バージョンデータとを持つように構成する。
請求項(抜粋):
単一の処理単位および/または単一の処理単位を複合化した複合処理単位をオブジェクトと名付け、当該オブジェクトを組み合わせ、所望される処理を実行するオブジェクト指向データ処理システムにおいて、実世界をオブジェクト・モデルとみなして把握し、当該実世界を外延的名辞と内包とに対応付け、内包を情報隠蔽された領域に置き、当該内包を特定するいわばiD情報を外延的名辞と対応付けて構成し、当該外延的名辞を用いて、上記実世界を上記オブジェクトの世界を構成する静的世界と動的世界と因果関係世界とで表現しておき、当該静的世界については、静的モデルとして、クラスおよび/または複合クラスを用いてシステムの仕組みを与え、上記動的世界については、動的モデルとして、上記クラスおよび/または複合クラスのインスタンスを用いて当該動的モデルの動きに対応するセッションを与え、上記静的モデルと上記動的モデルから発生した因果関係を上記静的モデルの中に情報として与えるよう構成してなり、かつ、オブジェクトの持つ属性をメタデータとして管理する構成を採り、当該メタデータとして、オブジェクトの管理情報を記述する管理データと、オブジェクトの持つ意味を記述する意味データと、オブジェクトの構造を記述する遺伝子データと、オブジェクトの実体についての情報を記述する内部iDと、オブジェクトの進化退化のヒストリーを記述するエノ・バージョンデータとを持つように構成されることを、特徴とするオブジェクト指向データ処理システム。
IPC (2件):
G06F 9/06 530 ,  G06F 9/44 530

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