特許
J-GLOBAL ID:200903067347781684

CPUによる牛の飼養管理の高効率化システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-077264
公開番号(公開出願番号):特開2002-233261
出願日: 2001年02月09日
公開日(公表日): 2002年08月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】牛の体温を検知し分析することにより、管理要因別項目を自動的に分類し、適正な情報として把握することにより高効率な管理が可能となり、生産性の向上に大きく寄与するシステムである。【解決手段】主受発信機1は管理舎5内に設置されタイマ-により一定間隔で一定時間に検知受発信機2に対し検知指令を発信し返送された信号を体温度数(°C)に変換しパ-ソナルコンピュ-タ-に入力する。検知受発信機2は牛の体温変動測定可能な場所に取り付けられていて主受発信機1からの指令により体温を検知し主受発信機1へ返信する。パ-ソナルコンピュ-タ-3は管理舎5内に設置され主受発信機1から入力される体温を個体別、管理要因別に分類され登録される。管理舎5は主受発信機1パ-ソナルコンピュ-タ-3が設置され、システムの管理オペレ-ションを行う。
請求項(抜粋):
図1において、主受発信器(1)は管理舎内に設置されており、内蔵するタイマ-によって、一定間隔で一定時刻に、各牛に付与したコ-ドNo毎に順次、牛の体温検知指令信号を無線により、各牛に取り付けられた検知受発信器(2)に送信する機能と、検知受発信器(2)から無線により返送されてくるコ-ドNo毎の体温信号を温度数値(°C)に変換しパ-ソナルコンピュ-タ-(3)に入力する機能を保有する。検知受発信器(2)は牛の体表面の体温変動測定可能な場所に取り付けられ主受発信器(1)からの無線による体温検知指令を受けて、牛の体温を検知測定し、これを無線により主受発信器(1)に送信する。この信号には、各牛毎に付与入力されているコ-ドNoと検知した体温信号の2種類が含まれている。パ-ソナルコンピュ-タ-(3)は管理舎内に設置され、主受発信器(1)とコ-ド又は、無線によって接続されており、管理用ソフトによって予め各牛毎の基準体温測定値が入力してある。主受発信器(1)から受けた各牛毎の基準体温グラフに自動的に入力記録し基準体温グラフの許容体温の範囲を外れた数値が入力記録された場合は、体温異常牛リストに登録する。体温異常牛リストに登録した牛はそれぞれ、健康異常牛、授精牛、繁殖障害牛、妊娠鑑定牛、分娩予定牛等に自動的に各リストに分別登録される。それぞれのリストは、必要の都度明細を出力できる。又、分娩予定牛の出産時刻の予測もその体温変化の状態監視によって行う。中継アンテナ(4)は、牛が山間、谷間等に放牧され、主受信器(1)と検知受発信器(2)の間の送受信に電波障害等の恐れがある場合、適正な位置に、これを設置し、システムの機能の正常な作動を維持させる。本システムは牛のみではなく他の多頭飼育を行う畜産分野においても利用可能である。
IPC (5件):
A01K 11/00 ,  A01K 29/00 ,  G01K 1/02 ,  G08C 17/00 ,  G08C 19/00
FI (5件):
A01K 11/00 Z ,  A01K 29/00 ,  G01K 1/02 E ,  G08C 19/00 V ,  G08C 17/00 A
Fターム (14件):
2F056AE01 ,  2F056AE07 ,  2F073AA02 ,  2F073AA31 ,  2F073AA40 ,  2F073AB02 ,  2F073BB01 ,  2F073BC02 ,  2F073CC01 ,  2F073CC11 ,  2F073CC15 ,  2F073DD02 ,  2F073DE13 ,  2F073GG08

前のページに戻る