特許
J-GLOBAL ID:200903067356736772

固相担体表面へのDNA断片の固定方法及びDNAチップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-371072
公開番号(公開出願番号):特開2001-183369
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】 固相担体表面に、予め別に調製したDNA断片を迅速な反応によって結合させることが可能で、かつ、反応生成物が安定に結合を維持することが可能な固定方法を開発し、ブロッキング工程が不要なDNAチップを得ること。【解決手段】 表面に反応性基を有する固相担体と、一方の末端部に反応性基を有するDNA断片とを、液相にて、双方の反応性基間で反応させて結合を形成させるDNA断片の固相担体表面への固定方法であって、固相担体の反応性基を下記の反応性基のうちの一方とし、DNA断片の反応性基を下記の反応性基の他方とすることを特徴とするDNA断片の固相担体表面への固定方法:一般式(I):【化1】Z=(CR1-CR2)n=N-R3で表される部分構造を有する反応性基、および上記部分構造の窒素原子とカップリング反応しうる反応性基。
請求項(抜粋):
表面に反応性基を有する固相担体と、一方の末端部に反応性基を有するDNA断片とを、液相にて、双方の反応性基間で反応させることにより結合を形成させることからなるDNA断片の固相担体表面への固定方法であって、固相担体の反応性基を下記の反応性基のうちの一方とし、そしてDNA断片の反応性基を下記の反応性基の他方とすることを特徴とするDNA断片の固相担体表面への固定方法:下記一般式(I):【化1】Z=(CR1-CR2)n=N-R3[式中、Zは、酸素原子、R4NまたはR4R5N+Aを表し;R4およびR5は、互いに独立に、水素原子、アルキル基またはアリール基を表し;Aは、無機のアニオンまたは有機のアニオンを表し;R1およびR2は、互いに独立に、水素原子または置換基を表し;R3は、水素原子、NR6R7、SR6、SO2R6またはCOR6を表し;R6およびR7は、互いに独立に、水素原子または置換基を表し;nは、0、1または2を表す;但し、R1とR2とは、互いに結合して環を形成してもよく、Z、R1およびR2の少なくとも1つは、固相担体表面またはDNA断片と共有結合を形成する。]で表される部分構造を有する反応性基、および上記部分構造の窒素原子とカップリング反応しうる反応性基。
IPC (7件):
G01N 33/53 ,  C12M 1/00 ,  C12M 1/34 ,  C12N 15/09 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 31/22 121 ,  G01N 33/566 ZNA
FI (7件):
G01N 33/53 M ,  C12M 1/00 A ,  C12M 1/34 Z ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 31/22 121 P ,  G01N 33/566 ZNA ,  C12N 15/00 A
Fターム (29件):
2G042AA01 ,  2G042BD12 ,  2G042BD20 ,  2G042CB03 ,  2G042DA08 ,  2G042FA11 ,  2G042FB05 ,  2G042FC01 ,  2G042HA07 ,  4B024AA20 ,  4B024BA80 ,  4B024HA14 ,  4B029AA07 ,  4B029AA23 ,  4B029BB20 ,  4B029CC03 ,  4B029FA15 ,  4B063QA01 ,  4B063QA13 ,  4B063QA17 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR55 ,  4B063QS03 ,  4B063QS34 ,  4B063QX01 ,  4B063QX07
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭60-036496
  • 特開平3-147800
  • DNA検出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-334682   出願人:株式会社日立製作所
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭60-036496
  • 特開平3-147800
  • DNA検出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-334682   出願人:株式会社日立製作所
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