特許
J-GLOBAL ID:200903067363162579

光集積回路装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-323142
公開番号(公開出願番号):特開平8-181351
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】この発明は、発光素子、光集積回路、受光素子を接続するファイバアレイにおいて、光ファイバのコア外を伝搬する漏れ光を確実に吸収して消滅し、ノイズの発生が抑制できる光集積回路装置を提供することを目的とする。【構成】受光素子20を一体に有し、発光素子さらに光集積回路を接続するファイバアレイ11は、単結晶シリコン基板12、13を遮光性接着剤で接合して母材が構成される。基板12の接合面には、平行にして2本のV字溝15、16が形成されて、この溝内に光ファイバ17、18が配設され、その一方の光ファイバ17を切断するように切り欠き溝19を形成して、この溝19内に受光素子20を嵌め込み埋設する。光ファイバ17、18は、光集積回路に入出力される光の往復路を形成するもので、これら光ファイバの外に漏れるようになる光は、シリコン基板12、13、さらに遮光性接着剤14で吸収されて消滅し、受光素子20に入射されない。
請求項(抜粋):
重ね合わせるように設定され、その相互間が接着剤によって接合された少なくとも2枚の不透明な材料によって構成された基板と、この接合された少なくとも2枚の基板の相互間に挟み込まれるように設定された1本もしくは複数本の光ファイバと、前記重ね合わされた少なくとも2枚の基板を、前記光ファイバの1本を含むように前記基板面と交差する方向に切り込んで形成された開口面と、この開口面に対設され、前記開口面で切断された前記光ファイバの端面から出力される、この光ファイバを伝送された光信号が入力されるようにした受光素子とを具備し、前記基板相互間に設定された光ファイバは、光集積回路さらには発光素子と適宜結合されるようにしたことを特徴とする光集積回路装置。

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