特許
J-GLOBAL ID:200903067366204132

半径方向に膨張可能なポリテトラフルオロエチレンおよびそれで成形した膨張可能な血管内ステント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-503194
公開番号(公開出願番号):特表平10-506021
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】押出、延伸、および焼結を施したチューブ状のPTFE材料(50)を半径方向に拡張し、再び焼結を行った。こうした得られる物品は、医療分野で使用するのに適している〔例えば、膨張可能な内管ステント(48)用の、支持構造物(52)を含んだライナーおよびカバー〕。PTFE材料は、極めて低いREC(半径方向膨張係数)とRER(半径方向膨張比)を有しており、これによって薄肉のPTFEチューブを、引張強さの低下の前に、約50〜400%あるいはそれ以上膨張させることができる。このようなPTFE材料を含んだチューブ状の医療用インプラント、このようなインプラントを製造する方法、およびこのようなインプラントで形成された内管ステントが開示されている。
請求項(抜粋):
(a) 潤滑剤/ポリテトラフルオロエチレン樹脂ブレンドを押し出して、軸線、第1の内径、および第1の長さを有するチューブ材料を形成させる工程; (b) 前記チューブ材料を加熱して、前記潤滑剤を除去する工程; (c) 前記チューブ材料を軸線に沿って延伸して、前記第1の長さより大きい第2の長さを有する細長いチューブ材料を生成させ工程; (d) 前記細長いチューブ材料を焼結して、焼結チューブ材料を生成させ工程; (e) 前記焼結チューブ材料を半径方向に膨張させて、前記第1の内径より大きな膨張内径を有する、半径方向に膨張させたチューブ材料を生成させる工程;および (f) 前記半径方向に膨張させたチューブ材料を焼結して、前記半径方向に膨張させたチューブ材料を収縮させる工程;を含む、本質的に高結晶質ポリテトラフルオロエチレンポリマーからなる多孔質チューブの製造法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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