特許
J-GLOBAL ID:200903067366541732

シフトレバーの操作位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-316356
公開番号(公開出願番号):特開2000-145935
出願日: 1998年11月06日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 ON-OFFスイッチのみでシフトレバーの5つの操作位置を検出するとともに、何れか1つのON-OFFスイッチが故障しても前進、後進走行が可能な安価な操作位置検出装置を提供する。【解決手段】 4個のON-OFFスイッチSW1〜SW4を図に示すように配設し、それ等のON、OFFの組合せに基づいて後進操作位置「R」、ニュートラル位置「N」、前進走行位置「S」、ダウンシフト位置「-」、およびアップシフト位置「+」へのシフトレバー操作を識別判定する。ON-OFFスイッチは、何れも信号レベルが逆のスイッチ信号およびチェック信号を出力するようになっており、何れか1つが故障しても、そのON-OFFスイッチを特定できるとともに、他の3個のON-OFFスイッチで少なくとも「R」、「N」、「S」については正確に識別できる。
請求項(抜粋):
変速機の複数の前進変速段を手動操作でアップダウンできる前進走行位置と、前記変速機を後進変速段にする後進走行位置と、該後進走行位置と前記前進走行位置との間に介在させられ、前記変速機を動力伝達遮断状態にするニュートラル位置と、前記前進走行位置に隣接して設けられて該前進走行位置のみから選択操作され、前記変速機の複数の前進変速段をアップシフトさせるアップシフト位置と、前記前進走行位置に隣接して設けられて該前進走行位置のみから選択操作され、前記変速機の複数の前進変速段をダウンシフトさせるダウンシフト位置との5つの操作位置のうちの何れの操作位置へシフトレバーが操作されたかを検出する操作位置検出装置であって、前記シフトレバーが所定の操作位置へ操作されることによってそれぞれ機械的にON、OFFが切り換えられるとともに、前記5つの操作位置で該ON、OFFの組合せが異なる一方、ON時にローでOFF時にハイになる第1信号、およびON時にハイでOFF時にローになる第2信号を出力する3個または4個のON-OFFスイッチと、前記5つの操作位置における前記ON-OFFスイッチのON、OFFの組合せである第1操作位置判定基準に従って、前記シフトレバーが何れの操作位置へ操作されたかを判定する第1操作位置判定手段と、前記第1操作位置判定基準および前記ON-OFFスイッチの前記第1信号および第2信号の出力状態に基づいて各ON-OFFスイッチの故障を個別に判定する第1故障判定手段と、該第1故障判定手段によって故障と判定された1つのON-OFFスイッチを除いた残りのON-OFFスイッチのON、OFFの組合せである第2操作位置判定基準に従って、少なくとも前記前進走行位置、前記後進走行位置、および前記ニュートラル位置へ前記シフトレバーが操作されたことをそれぞれ判定する第2操作位置判定手段とを有する一方、前記シフトレバーの5つの操作位置における前記ON-OFFスイッチのON、OFFの組合せは、該ON-OFFスイッチの何れか1つが故障した場合に、前記第1故障判定手段によって故障判定が為される前に該故障したON-OFFスイッチに起因して、前記第1操作位置判定手段が少なくとも前記前進走行位置を後進走行位置と誤判定し、該後進走行位置を前進走行位置と誤判定し、或いは前記ニュートラル位置を前進走行位置または後進走行位置と誤判定することがなく、且つ、前記第2操作位置判定手段により少なくとも前記前進走行位置、前記後進走行位置、および前記ニュートラル位置については正確に判定されるように設定されていることを特徴とするシフトレバーの操作位置検出装置。
IPC (3件):
F16H 59/10 ,  B60K 20/00 ,  F16H 61/12
FI (3件):
F16H 59/10 ,  B60K 20/00 B ,  F16H 61/12
Fターム (2件):
3D040AB01 ,  3D040AC36

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