特許
J-GLOBAL ID:200903067367498113

可変容量型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-174116
公開番号(公開出願番号):特開平5-018355
出願日: 1991年07月15日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】電磁クラッチの省略と零容量から始まる圧縮機の広域容量制御の具現化を図る。【構成】駆動軸4に嵌装されて回転斜板7を傾動可能に枢支するスリーブ8と該スリーブ8を最小容量位置に保持する制止手段40と、該スリーブ8に形成され、該スリーブ8を独自的に直動させる油圧作動室21aと、上記駆動軸4に連結されてクランク室15内の封入油を循環させる油圧ポンプ20と、該油圧ポンプ20から油路25を介して上記油圧作動室21aへ選択的に圧油を供給し、上記制止手段40ともども上記スリーブ8を最小容量位置から零容量位置へ強制変位させる切換弁44とを設けたことにより、零容量運転の実現によって電磁クラッチの省略が可能となるため、圧縮機の軽量化に加えてエンジン負荷の軽減による省燃費にも貢献することができる。
請求項(抜粋):
クランク室と、該クランク室内に延在し回転自在に支承された駆動軸と、該駆動軸に固着されたロ-タと、該駆動軸に嵌装されたスリ-ブに傾動可能に枢支され、かつヒンジ機構を介して該ロ-タに支持された回転斜板と、該回転斜板の傾斜面に沿って回転を拘束された状態で取付られ、上記駆動軸の回転に応じて揺動のみ許容された揺動板と、該揺動板に連結され該揺動板の揺動によりそれぞれのボア内で往復動する複数のピストンと、上記ボア内へ流体を供給する吸入室と、上記ボア内で圧縮された流体が吐出される吐出室と、上記クランク室内の圧力を調整する弁手段とを含み、上記弁手段により吸入室圧力とクランク室圧力との差圧を調節し、上記回転斜板の傾角を変えることにより上記流体のボアへの取込み容積を可変すべく構成した可変容量型圧縮機において、上記スリ-ブを最小容量位置に保持する制止手段と、該スリ-ブに形成され、該スリ-ブを独自的に直動させる油圧作動室と、上記駆動軸に連結されて上記クランク室内の封入油を循環させる油圧ポンプと、該油圧ポンプから油路を介して上記油圧作動室へ選択的に圧油を供給し、上記制止手段ともども上記スリ-ブを最小容量位置から零容量位置へ強制変位させる切換弁とを設けてなる可変容量型圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 49/00 361

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