特許

J-GLOBAL ID：200903067369280700

車両のサスペンション装置

発明者： 枝廣 毅志 ,  安藤 文隆
出願人/特許権者： マツダ株式会社
代理人 (1件)： 柳田 征史 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-066811
公開番号（公開出願番号）：特開平5-270232
出願日： 1992年03月25日
公開日（公表日）： 1993年10月19日
要約：

【要約】【目的】 車両のサスペンション装置において、車両の直進安定性を低下させることなく、車両旋回時の車体ロール角の急激な増大を防止する。【構成】 制御手段40は、車輪12の舵角が零から大きくなるに従ってアッパラテラルリンク24の車体側連結点PB を下げるようアクチュエータ38を作動制御する。PB を下げると、バンプ零のスタティック状態では車体16のロールセンタは上昇する。車両旋回時、外側バンプが発生すると一般にロールセンタは低下するが、上記のように舵角増大に応じたロールセンタ上昇制御が行われるので、ロールセンタの低下が抑制され、これにより、車体重心およびロールセンタ間の距離増大が抑制され、ロールモーメントの急激な増大が防止される。車両直進時は、舵角零のためロールセンタ高は一定であり、直進安定性が確保される。

請求項（抜粋）：

車輪を支持するホイールサポートと車体との間に架設されたサスペンション機構と、車両の旋回度合に応じて車体のロールセンタ高を変化させるよう、前記サスペンション機構を調整する調整手段と、を備えてなることを特徴とする車両のサスペンション装置。

IPC (3件)：

B60G 17/015 ,  B60G 3/20 ,  B60G 7/00