特許
J-GLOBAL ID:200903067373828400

縮小画像の復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-208672
公開番号(公開出願番号):特開平6-062225
出願日: 1992年08月05日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】画像をブロックに分割し、各ブロック毎に離散コサイン変換して符号化した圧縮データから、大きさを縮小した画像を復号する場合に、縮小によって生じる折り返し雑音を軽減する。【構成】画像の圧縮データから可変長符号復号部1、逆量子化部2により、1ブロック分の離散コサイン変換係数を取出し、フイルタ3で、復号したブロックに低域通過フイルタがかかるように離散コサイン変換係数を変調した後に、逆DCT部4で逆離散コサイン変換する。こうして復号したブロックから画素間引き部5で等間隔に画素を間引いて縮小ブロックを並べて縮小画像を復号する。
請求項(抜粋):
画像を水平方向M画素×垂直方向N画素(M,Nは2以上の整数)の大きさでブロックに分割し、これら各ブロックを水平方向M点×垂直方向N点2次元離散コサイン変換したのち量子化して得られる、前記各ブロックの量子化した離散コサイン変換係数ブロックを、前記各ブロック位置に割り当てた順番に従って並べることにより生成した前記画像の圧縮データから、前記量子化した離散コサイン変換係数ブロックを順に取り出す復号部と;この復号部の出力を逆量子化して逆量子化した離散コサイン変換係数ブロックを生成する逆量子化部と;原点を中心に水平方向垂直方向とも対称で、水平方向2M-1点以下×垂直方向2N-1点以下の大きさのインパルス応答を有し、水平方向2M点×垂直方向2N点2次元離散フーリエ変換係数のうち、水平方向周波数が0よりM-1、垂直方向周波数が0よりN-1からなる水平方向M点×垂直方向N点の第1のブロックを求め、この第1のブロックの成分に前記逆量子化部の出力ブロックの各成分をかける低域通過フィルタと;この低域通過フィルタの出力を水平方向M点×垂直方向N点2次元逆離散コサイン変換して前記各ブロックを復号する逆離散コサイン変換部と;この逆離散コサイン変換部の出力ブロックから水平方向垂直方向ともに等間隔に画素を取出して縮小ブロックをつくる画素間引き部と;前記縮小ブロックをこのブロックの前記ブロック位置に並べることにより前記画像の縮小画像を復元する画素合成部とを備えることを特徴とする縮小画像の復号装置。
IPC (5件):
H04N 1/393 ,  G06F 15/66 330 ,  G06F 15/66 355 ,  H04N 1/41 ,  H04N 7/133
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-068772
  • 特開平2-122767
  • 画像再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-226790   出願人:キヤノン株式会社

前のページに戻る