特許
J-GLOBAL ID:200903067382007746
溶融材料の射出成型における流動解析結果の評価方法及びそれを用いた射出成形における製造条件の決定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-011274
公開番号(公開出願番号):特開平8-197600
出願日: 1995年01月27日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】溶融材料の射出成型シミュレーションにおいて、充填状況の適否を容易に判定することができる溶融材料の射出成型における流動解析結果の評価方法を提供する。【構成】流動解析を行う際に数値解析における金型内への溶融材料の充填開始から充填終了まで所要時間を任意の数に分割し、充填途中の分割されたある時間における溶融材料と未充填部分のキャビティとの接触境界面である自由表面の面積の大きさを記録し、これを分割されたある時間における充填時間のデータとする。この操作を数値解析における金型内への溶融材料の充填開始から充填終了まで繰り返し行う。【効果】本発明によれば、充填挙動の評価判定を容易に行うことができる。
請求項(抜粋):
射出成形により製造される成形品及び射出成形に使用する金型から流動解析を行うための微小要素に分割された形状モデルを作成するステップと、差分法,有限要素法,境界要素法,FAN法などを含む数値解析法を用いて前記形状モデル内の溶融材料の流動挙動を数値解析するステップからなる溶融材料の射出成形における流動解析結果を評価する方法において、金型内のキャビティにおける溶融材料が充填された部分と溶融材料が存在しない未充填部との接触境界面を自由表面と定義し、数値解析における金型内への溶融材料の充填開始から充填終了まで所要時間を任意の数に分割するステップと、数値解析における任意の数に分割された各時刻における数値解析から求められた溶融材料の充填状況から前記自由表面の面積を算出するステップと、数値解析における溶融材料の充填開始から充填終了までの間の分割された各時刻における自由表面の面積の変動状態から溶融材料の射出成型における充填挙動の良否を評価判定するステップからなることを特徴とする溶融材料の射出成形における流動解析結果を評価する方法。
IPC (2件):
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