特許
J-GLOBAL ID:200903067382064839

ワイヤハーネスの製造方法及びテープ巻き補助治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光 ,  高松 猛 ,  濱田 百合子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-089073
公開番号(公開出願番号):特開2004-296336
出願日: 2003年03月27日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】ワイヤハーネスの寸法精度や配索作業性の低下を防止しながら粘着テープによる下巻き作業を容易にすることができる信頼性の高いワイヤハーネスの製造方法及びテープ巻き補助治具を提供する。【解決手段】複数本の電線6aを所定の配索形態に配索する電線配索工程と、電線束6上のコルゲートチューブ5の開口端に対応する領域45に粘着テープ46による下巻きを実施するテープ下巻き工程と、電線束6にコルゲートチューブ5を装着するチューブ装着工程と、プロテクタ1Aのハーネス引出し端部に固定されるテープ巻き不可領域47を除いて、スリット5bが開かないようにコルゲートチューブ5の外周にテープ巻きするテープ巻き工程と、電線束6のプロテクタ被着域にプロテクタ本体2A及び蓋体3Aとを装着するプロテクタ装着工程とにより、電線束6をプロテクタ1Aとコルゲートチューブ5で保護したワイヤハーネスW/Hを得る。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
複数本の電線を所定の配索形態に構成した電線束の所定部分をプロテクタ本体と蓋体とからなるプロテクタによって収容保護すると共に、該プロテクタのハーネス引出し端部から引き出される前記電線束をコルゲートチューブで収容保護するワイヤハーネスの製造方法であって、 布線台上の配索治具にワイヤハーネスを構成する各電線を布線し、ワイヤハーネスとなる電線束を所定の配索形態に配索する電線配索工程と、 前記電線配索工程で形成した電線束上のコルゲートチューブの開口端に対応する領域に粘着テープによる下巻きを実施するテープ下巻き工程と、 前記テープ下巻き工程を済ませた電線束の所定位置に、前記電線束を割り込ませるためのスリットが周壁に形成されたコルゲートチューブを被嵌装着するチューブ装着工程と、 前記プロテクタのハーネス引出し端部に固定される前記コルゲートチューブの端部におけるテープ巻き不可領域を除いて、前記コルゲートチューブのスリットが開かないように前記コルゲートチューブの外周にテープ巻きするテープ巻き工程と、 前記コルゲートチューブの開口端から延出している電線束のプロテクタ被着域に、該プロテクタ被着域を収容保護するプロテクタ本体及び蓋体とを装着するプロテクタ装着工程と、 を順に実施することにより、前記電線束を前記プロテクタと前記コルゲートチューブで保護したワイヤハーネスを得ることを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
IPC (1件):
H01B13/00
FI (1件):
H01B13/00 513B

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