特許
J-GLOBAL ID:200903067392994834

画像通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-014522
公開番号(公開出願番号):特開平5-207254
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 ECM方式による画像通信において、エラーの原因がモデムの収束にあると判断された場合のみ、ダミーデータを送出する画像通信方法を実現することを目的とする。【構成】 エラーデータの再送を行う際、エラーの訂正結果及びエラーの分布状況から、エラーの原因がモデムの収束の遅れにあり、何度再送してもエラーは訂正されないと判断された場合のみ、ダミーデータを送出し、エラーデータの再送を行う。また、ダミーデータの送出時間を、先頭フレームと連続したエラーフレームの長さ分送出するよう可変制御する。これにより、全体としての通信時間を削減し、エラーフレームを確実に再送することができる。
請求項(抜粋):
画情報をある定められた伝送単位に分割し、その伝送単位を複数まとめて送信し、伝送路上で画情報の伝送エラーが発生した場合、受信側でエラー画情報の伝送単位を選択的に破棄し、送信側にエラー画情報の伝送単位の再送信を要求する画像通信方法において、送信側がモデムのトレーニング直後の伝送画情報について再送要求を受ける第1のステップと、送信側がエラーである画情報を再送する第2のステップと、送信側が第2のステップにおいて再送した画情報について再送要求を受ける第3のステップと、画情報の伝送エラーの訂正結果を解析し、また、伝送エラーが先頭伝送単位に集中して存在しているか否かを判断する第4のステップと、この第4のステップの判断結果に基づき、画情報のエラーの原因がモデムの収束の遅れにあるか否かを判断する第5のステップと、この第5のステップにおいて画情報のエラーの原因がモデムの収束の遅れにあると判断された場合、再送するエラー画情報の伝送単位分の長さのダミーデータを送出し、エラー画情報の再送を行う第6のステップから成ることを特徴とする画像通信方法。

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