特許
J-GLOBAL ID:200903067396216887

ポリエステル仮撚加工糸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-303709
公開番号(公開出願番号):特開平6-158463
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 1000m/分以上の高速延伸同時仮撚加工において、ヒータの経時摩耗の防止、ヒータ上でのサージング現象の防止、円滑な撚遡及の達成、更に冷却プレート上での油滴発生の防止を図りつつ、コンパクトな装置で、高ドレープ性とドライタッチを与える仮撚加工糸を得ること。【構成】 Δnが0.03以上、TiO<SB>2 </SB>の含有量が1.5重量%であるポリエステル未延伸糸を、2段に分割した非接触ヒータ(夫々の長さ、熱セット時間を特性)を用いて延伸同時仮撚加工する。その際冷却プレートとして、その接糸溝底部が、その軸線直角断面において、少なくとも2mm以上の曲率(R)でかつ、中心線平均粗さRa<0.3μmの鏡面仕上を有すると共に、硬度Hv800以上となるように硬化処理したものを用いる。
請求項(抜粋):
複屈折率が0.03以上でかつ二酸化チタンの含有量が1.5重量%以上であるポリエステル未延伸糸を延伸しつつ仮撚を施し、この仮撚を熱セットしてから冷却プレートにより冷却し、次いで解撚する際に、熱固定用ヒータを糸条進行方向に沿って、下記式(数1)および(数2)を満足する上段、下段の2つに分割した非接触ヒータとし、上段ヒータ(HA)の温度を400°C以上800°C以下、熱処理時間を0.01秒以上0.04秒以下、下段ヒータ(HB)の温度を320°C以下、熱処理時間を0.03秒以上、0.08秒以下に維持して延伸同時仮撚加工することを特徴とするポリエステル仮撚加工糸の製造方法。【数1】[第1ヒータの上段(糸条入側)ヒータ長:HA=(0.2〜0.5)m]【数2】[第1ヒータの下段(糸条出側)ヒータ長:HB=(0.5〜0.8)m]
IPC (2件):
D02G 1/02 101 ,  D02G 1/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-234834

前のページに戻る