特許
J-GLOBAL ID:200903067397818660

エコーキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-060192
公開番号(公開出願番号):特開平10-242891
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】背景雑音若しくは2線式、4線式の特定ができない回線で発生したエコーを消去し、且つ外乱若しくはダブルトークが発生した場合でも素早く検出し、適応フィルタの特性の劣化を防ぐ。【解決手段】異なる収束係数の適応フィルタ4、5を有するタップ推定回路(1〜5)からのタップ係数H1、H2を、適応フィルタ制御回路6において受信信号X、送信信号S及び誤差信号E1、E2により評価して、タップ係数H1、H2又は以前選定したタップ係数H3の何れか最適なものをフィルタ選択回路7からタップ係数メモリ回路8に記憶し、疑似エコー生成回路9において受信信号と前記タップ係数メモリ回路8からのタップ係数との積和演算を行う。
請求項(抜粋):
適応フィルタ回路により受信信号から生成した疑似エコー信号を送信信号から減算して出力するエコーキャンセラにおいて、受信信号と送信信号とを入力とし、収束係数の大きい適応フィルタを用いた第1のタップ推定回路及び収束係数の小さい適応フィルタを用いた第2のタップ推定回路を備え、前記受信信号、送信信号及び前記第1及び第2のタップ推定回路のそれぞれ第1及び第2の誤差信号に基づいて、第1及び第2のタップ推定回路のそれぞれ第1及び第2のタップ係数の何れかを前記適応フィルタ回路のタップ係数として選択することを特徴とするエコーキャンセラ。

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