特許
J-GLOBAL ID:200903067402204829

多段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉武 賢次 ,  永井 浩之 ,  岡田 淳平 ,  勝沼 宏仁 ,  宮腰 健介
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-578049
公開番号(公開出願番号):特表2004-526108
出願日: 2002年03月27日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
本発明は、少なくとも7つの速度段が入れ換えできる多段変速機に関する。この変速機は、駆動軸(1)および従動軸(2)のほかに、切換不能な前置歯車群および2遊星歯車キャリヤ・4軸変速機の形に構成された切換可能な後置歯車群(4、5)から成っている。前置歯車群は、第1遊星歯車装置(3)から成り、その第1遊星歯車装置(3)は、駆動軸(1)の入力回転数のほかに第2回転数を提供し、その第2回転数は、選択的に後置歯車群に入れられる。後置歯車群は2つの切換可能な遊星歯車装置(4、5)から成り、6つの切換要素(A〜F)で、少なくとも7つの速度段を入れ換えでき、その場合、2つの動力伝達系(P、Q)が形成される。その場合、各切換過程において常に、グループ切換が回避される。
請求項(抜粋):
駆動軸(1)と、従動軸(2)と、切換不能な二重遊星歯車装置(3)から成る前置歯車群と、切換可能な単式遊星歯車装置(4、5)から成る後置歯車群と、遊星歯車装置(4、5)およびそれに付属する軸(6〜9)と共に2つの動力伝達系(P、Q)を形成する6つの切換要素(A〜F)とから成る多段変速機において、 駆動軸(1)が第3クラッチ(B)と第4クラッチ(E)と太陽歯車(10)に結合され、第1遊星歯車キャリヤ(14)が、その太陽歯車(10)と外側遊星歯車(12)とにかみ合う内側遊星歯車(11)を支持し、第2遊星歯車キャリヤ(15)が、内側遊星歯車(11)と内ば歯車(13)とにかみ合う外側遊星歯車(12)を支持し、その内ば歯車(13)が、第1クラッチ(A)および第2クラッチ(F)に固く結合され、前記第1、第2両遊星歯車キャリヤ(14、15)が相互に連結されると共に、第1ブレーキ(C)およびハウジングに固く結合され、第1動力伝達系(P)が、第1遊星歯車装置(13)および第1クラッチ(A)を介して第1軸(6)に通じ、第2動力伝達系(Q)が、第3クラッチ(B)を介して第2軸(7)に通じると共に、第4クラッチ(E)を介して第3軸(8)に通じ、第1軸(6)が、第1クラッチ(A)を介して太陽歯車(16)に結合でき、第3遊星歯車キャリヤ(19)が、その太陽歯車(16)と内ば歯車(18)とにかみ合う遊星歯車(17)を支持し、その内ば歯車(18)が第4遊星歯車キャリヤ(23)に連結されて、第3軸(8)を形成し、第3軸(8)が、第4クラッチ(E)と結合できると共に、第2ブレーキ(D)と係合でき、第4遊星歯車キャリヤ(23)が、その太陽歯車(20)と内ば歯車(22)とにかみ合う遊星歯車(21)を支持し、太陽歯車(20)が第2軸(7)を形成し、第2軸(7)が、第1ブレーキ(C)と係合できると共に、第2クラッチ(F)を介して第1動力伝達系(P)に、第3クラッチ(B)を介して第2動力伝達系(Q)にそれぞれ結合でき、第2動力伝達系(Q)が、第3クラッチ(B)を介して第2軸(7)に、第4クラッチ(E)を介して第3軸(8)にそれぞれ結合でき、第3遊星歯車キャリヤ(19)が内ば歯車(22)に連結されて、第4軸(9)を形成し、第4軸(9)が従動軸(2)に固く結合されている、ことを特徴とする多段変速機。
IPC (2件):
F16H3/66 ,  F16H3/62
FI (2件):
F16H3/66 B ,  F16H3/62 Z
Fターム (10件):
3J028EB09 ,  3J028EB31 ,  3J028EB37 ,  3J028FA06 ,  3J028FA14 ,  3J028FB03 ,  3J028FC13 ,  3J028FC16 ,  3J028FC25 ,  3J028FC62

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