特許
J-GLOBAL ID:200903067403624953

BOD測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-290790
公開番号(公開出願番号):特開平8-145981
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】雑菌の繁殖などの生物性汚染による測定誤差を補正するとともに、配管系の自動洗浄を可能にする。【構成】従来の微生物センサに加えて、その前段に汚れ検知センサを設け、多孔質膜に固定化された微生物の呼吸量と、配管系や熱交換器内に繁殖した雑菌による酸素消費量とを独立に検出することができるようにし、配管系や熱交換器内が雑菌の繁殖など生物性汚染を受けても、生物性汚染による測定誤差を補正して正しい測定値が得られるとともに、測定検水によって速度の異なる配管系や熱交換器内の生物性汚染が進行したときに、配管類の交換や熱交換器の洗浄などのメンテナンス時期を正確に検知し、ドレインと三方バルブを付加して酸による自動洗浄を可能にしたので、検水中のBODを長期間安定な状態で精度よく測定し続けることができる。
請求項(抜粋):
測定検水と緩衝溶液の混合液の溶存酸素を飽和させた後、熱交換器を通して設定温度に保った恒温槽中の微生物センサに送り、あらかじめ定めた制御装置のプログラムに基づき、混合液中の有機物を資化する際に消費される微生物の溶存酸素量を電気信号として出力するとともに、測定休止時に洗浄液を用いて配管系の洗浄可能なBOD測定装置であって、a.微生物センサの前段に配置し、溶存酸素電極とフローセルからなり配管系に繁殖した雑菌による酸素消費量を出力する汚れ検知センサと、b.熱交換器と汚れ検知センサの配管途中から流路を系外に導くドレインc.汚れ検知センサとドレインへの流路を切り替える三方バルブと、d.熱交換器の洗浄用酸を貯蔵する容器とを備えたことを特徴とするBOD測定装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-156360
  • 特開昭61-008662

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