特許
J-GLOBAL ID:200903067406427725

レベル自動調整機能付効果付加装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-349577
公開番号(公開出願番号):特開平6-202630
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 簡単な操作でSN比が良く、歪み音(クリップ音)が発生しない音響効果を音響信号に付加することを目的とする。【構成】 LFO信号W(INP2)が入力楽音信号W(INP1)のピークレベルに合わせられた後、入力係数P(GTV)が“0”にされる。そして、LFO信号W(INP2)にコンプレッサ入力係数P(CMP)の最大値が乗算され、コンプレッサ処理が行われる。その結果、コンプレッサ出力信号W(CMP)がオーバーフローしたら、コンプレッサ入力係数P(CMP)が順次、所定量づつ減算され、オーバーフローがしなくなった時点の同係数P(CMP)が、同様の処理で得られたコーラス入力係数P(CHO)、ディレイ入力係数P(DL)と共にRAMに格納される。そして、入力係数P(GTV)に最大値、LFO信号W(INP2)に“0”が格納された後、上記入力係数により各効果付加の段階でオーバーフローしない範囲で、最大レベルの楽音信号に複数種類の効果が付加される。
請求項(抜粋):
音響信号に複数の効果を直列に付加する効果付加手段と、該効果付加手段により複数の効果が直列に付加されるそれぞれの段階における前記音響信号の振幅レベルを調整するレベル調整手段と、所定の波形信号を出力する発振手段と、前記発振手段から出力される波形信号の振幅レベルを前記音響信号の前記効果付加手段に入力し得る最大レベルに等しくして前記音響信号の代わりに前記効果付加手段に入力し、前記効果付加手段により複数の効果が直列に付加されるそれぞれの段階において、前記発振手段から出力される波形信号のオーバーフローを検出するオーバーフロー検出手段と、前記オーバーフロー検出手段が前記オーバーフローを検出した場合に、オーバーフローが検出された前記効果付加の段階において、前記レベル調整手段により前記波形信号のレベルを順次低減して、前記オーバーフロー検出手段がオーバーフローを検出しなくなったときのレベル調整状態を前記レベル調整手段に設定するレベル設定手段と、を有することを特徴とするレベル自動調整機能付効果付加装置。
IPC (4件):
G10H 1/00 ,  G10H 1/02 ,  G10H 1/10 ,  G10H 1/46

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