特許
J-GLOBAL ID:200903067406872478

ビットレート制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-518700
公開番号(公開出願番号):特表平10-513028
出願日: 1996年11月04日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】制御ユニット(100)の制御により数個の同時に作動する符号化器(10a,10b,・・・,10i,・・・,10n)間に一定のグローバルビットレートを配分して、これら符号化器の各々に対してほぼ均等な品質を、回路(30a,30b,・・・,30n)により各符号化器に対して決められたピクチャの複雑性にかかわりなく、任意瞬時に得るようにしたビットレート制御方法。
請求項(抜粋):
各々が個別のビデオ信号を並列に処理するMPEG型のビデオ符号化器のアセンブリのビットレートを制御するに当たり、符号化すべきピクチャを、これらピクチャが任意の他のピクチャとは独立してフレーム間符号化モードに従うか、または他のフレーム間符号化または予測ピクチャに基づく単方向動き予測ピクチャに従うか、あるいは前のピクチャまたは続くピクチャに基づく双方向補間符号化モードに従うかに依存してそれぞれI,PまたはBと称される微分タイプTとするようにしたビットレート制御方法において、 (a)平均量子化ステップによってピクチャを符号化するために用いられるビット数の積に等しい各所期のピクチャの“複雑性”を決めるステップと; (b)各符号化器および各ピクチャに対し、同一のタイプTの前のピクチャの複雑性に逆比例するとともに所期のピクチャが属するピクチャ群の全てのピクチャの複雑性の和に比例する係数を決めるステップと; (c)所期のピクチャの各マクロブロックに対し、固定リアクション係数と、所定の時間間隔内に関連する符号化器により用いられるビットの数からグローバルビットレートDに対し前記時間間隔内で伝送し得るビットの平均数を差し引くことにより複雑性に逆比例する係数の積に等しい仮想バッファの内容の積とによって決まる量子化ステップを計算するステップトとを具えるようにしたことを特徴とするビットレート制御方法。

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