特許
J-GLOBAL ID:200903067407109727

塗装用マスキングフィルムロール体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-272836
公開番号(公開出願番号):特開平8-108474
出願日: 1994年10月12日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【構成】ポリオレフィン系チューブラーフィルムの内面にコロナ放電処理を行い、外面の少なくとも一部にコロナ放電処理と印刷(例えば「塗装中」「自動車用」製造業者名等の表示)を行い、該フィルムを切り開き、長手方向に特定様式に折りたたみ、フィルム2の一端に粘着テープ3を未貼着部分を残してコロナ放電処理面と対向して貼りつけ、管状体1にロール巻きすることを連続的ライン工程で行う塗装用マスキングフィルムロール体の製法、およびこの製法により製造された、粘着テープの粘着剤層面cと折りたたまれたフィルムの最上層の印刷処理面bとは互いに背を向けて配置されているロール体。【効果】印刷表示を有する塗装用マスキングフィルムロール体が容易に低コストで製造でき、該ロール体は取扱い性、作業性、品質の面で非常に優れ、保管スペースが小さい。
請求項(抜粋):
ポリオレフィン系樹脂からインフレーション法によりチューブラーフィルムを製造する工程、気体が封入された走行状態の該チューブラーフィルムの内面を密着させずに1〜7mmの間隙を設けて、フィルム間に気体が存在する状態で、フィルム外表面に高電圧電流を印加した少なくとも一対の電極を接触させ、フィルム内面間にコロナ放電処理を施し、フィルム内面の濡れ張力を向上させる工程、前記チューブラーフィルムの外面の少なくとも一部にコロナ放電処理を施し、該コロナ放電処理部分の少なくとも一部に印刷を施す工程、前記チューブラーフィルムを長手方向に順次搬送中、該フィルムの1ヶ所に該フィルムの長手方向に切れ目を入れる工程、切れ目を入れたチューブラーフィルムの長手方向に向かって左または右の端部にて長手方向を回転軸として180度回転させフィルム内面を露出する工程、露出されたコロナ放電処理面の端縁に、粘着テープを該粘着テープの粘着剤層とコロナ放電処理面とを対向させ、未貼合部分を残して貼合する工程、前記チューブラーフィルムの内面に相当するコロナ放電処理面側に該フィルムを長手方向に平行に折りたたむ工程、得られた粘着テープ貼合フィルムを管状体に巻きつける工程、からなることを特徴とする塗装用マスキングフィルムロール体の製造方法。
IPC (9件):
B29C 59/10 ,  B05B 15/04 102 ,  B05C 17/06 ,  B05D 3/14 ,  B05D 7/04 ,  B29C 55/28 ,  B29C 59/00 ,  C08J 7/00 303 ,  B29K 23:00

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