特許
J-GLOBAL ID:200903067407951312
3相リラクタンス型電動機
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-226302
公開番号(公開出願番号):特開平7-046808
出願日: 1993年07月27日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 振動が少なく、高速回転でしかも大きい出力トルクで、トルク特性の平坦な出力トルクの3相リラクタンス型電動機を得ることが目的である。【構成】 n個(nは2以上の正整数)の等しい巾と等しい離間角で配設された突極を有する回転子と、その外周に3相の電機子コイルの装着された磁極が対向して設けられた第1の固定電機子と、第1の固定電機子により得られる出力トルクのリプルトルクを除去する出力トルクを付加する為の第2の固定電機子ならびにこれに対応する回転子の突極とにより構成されたものである。
請求項(抜粋):
3相両波通電のリラクタンス型電動機において、磁性体回転子の外周面の両側部に等しい巾と等しい離間角で配設されたn個(nは2以上の正整数)の第1,第2の突極と、円筒状の第1の固定電機子の内周部に等しい離間角で配設された3n個のスロットと、隣接する2個のスロットのそれぞれに装着された3n個の第1,第2,第3の相の電機子コイルと、第1の固定電機子と全く同じ構成で、そのスロットに位相が電気角で120度づつ順次にずらして第1,第2,第3の相の電機子コイルが装着された第2の固定電機子と、第1,第2の固定電機子のスロットの相対位置をずらして、対応する第1,第2,第3の相の電機子コイルと第1,第2,第3の相の電機子コイルの相対位置を電気角で60度の奇数倍だけずらして配設するか若しくはこれ等を同相として、対向する第1の突極と第2の突極の位置を60度の奇数倍だけずらして配設する手段と、第1の突極の回転位置を検出して、電気角で120度の巾で互いに240度離間した第1の相の位置検知信号ならびにこれ等より位相が電気角で120度おくれた第2の相の位置検知信号ならびにこれ等より位相が電気角で120度おくれた第3の相の位置検知信号ならびに第1,第2,第3の相の位置検知信号よりそれぞれ位相が電気角で60度の奇数倍おくれた第1,第2,第3の相の位置検知信号が得られる位置検知装置と、第1,第2,第3,第1,第2,第3の相の電機子コイルのそれぞれに直列接続された半導体スイッチング素子と、該電機子コイルと半導体スイッチングとの直列接続体に供電する直流電源と、第1,第2,第3,第1,第2,第3の相の位置検知信号を介してそれぞれ第1,第2,第3,第1,第2,第3の相の電機子コイルに直列に接続した半導体スイッチング素子を位置検知信号の巾だけ導通して電機子コイルを通電する通電制御回路と、半導体スイッチング素子が位置検知信号の末端で不導通に転化したときに、該半導体スイッチング素子と電機子コイルとの接続点より、ダイオードを介して電機子コイルにより蓄積された磁気エネルギを小容量のコンデンサに流入充電して保持することにより電機子コイルの通電電流の降下を急速とする電気回路と、設定された角度だけ磁性体回転子が回転して次に通電される電機子コイルが位置検知信号によりその巾だけ通電されるときに、その通電の開始されると同時に前記した小容量のコンデンサに蓄積された静電エネルギを、該電機子コイルに流入せしめて、通電電流の立上がりを急速とする電気回路とより構成されたことを特徴とする3相リラクタンス型電動機。
IPC (3件):
H02K 19/10
, H02K 11/00
, H02P 7/05
FI (2件):
H02K 11/00 C
, H02P 7/00 501
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-183294
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特開平4-117195
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特開昭50-113710
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