特許
J-GLOBAL ID:200903067418585202

自動車リヤシートのスライド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063353
公開番号(公開出願番号):特開平10-250424
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 強制的な誤操作が行われても作動せず、動作の確実性に優れた自動車リヤシートのスライド装置を提供する。【解決手段】 スライドロック22に連動するセンサレバー29と、ロアツース17に当接するサブカム36とを、ロッド37により連結したため、ワイヤで連結する場合に比べて、引っ張り及び送りの両方において操作力の伝達が確実で、強制的な誤操作が行われても正規な動作以外は行われない。
請求項(抜粋):
固定レールと可動レールからそれぞれ成る左右一対のスライドレールを介して、リヤシートが荷室前方の着座エリアから荷室拡大エリアまで前・後進自在であり、シートバックをリクライニングデバイスのデバイスアームにより支持して前倒し自在にすると共に、デバイスアームのアッパツースと係合してシートバックの前倒しを阻止するロアツースが設けられ、可動レールに、シートバックを引き起こした状態で固定レールのポケットに係合してリヤシートの荷室拡大エリアへの前進を阻止するストッパが設けられ、可動レールに設けられたスライドロックと係合してリヤシートを固定するためのロック溝部が固定レールの着座エリアに形成された自動車リヤシートのスライド装置であって、前記ロック溝部に対する非係合状態のスライドロックに連動して回転するセンサレバーと、前記ロアツースの隣接位置に設けられた回転自在なサブカムとを、ロッドにて連結し、前記スライドロックの非係合時に、前記センサレバー及び前記ロッドを介して回転させたサブカムが、前記アッパツースと係合した前記ロアツースに当接して、該ロアツースの係合状態を維持することを特徴とする自動車リヤシートのスライド装置。

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