特許
J-GLOBAL ID:200903067418989770

多心光ファイバケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-095064
公開番号(公開出願番号):特開2003-295016
出願日: 2002年03月29日
公開日(公表日): 2003年10月15日
要約:
【要約】【課題】溝付きスペーサを使用した光ファイバケーブルの曲げ特性を改善する。【解決手段】外周に溝2を備えた充実の高密度ポリエチレン材(HDPE)からなる外層1A1と中心にテンションメンバ4を挿通保持した発泡樹脂材からなる内層1B1とからスペーサ11を構成することで、スペーサ11の曲げ剛性G1を、G1≦9.0[N・m2]にする。直鎖状低密度ポリエチレン材(LLDPE)からなる外層6A1と金属箔からなる内層6B1とを備え内層6B1に蛇腹状波付けを施して被覆61を構成することで、被覆61の曲げ剛性G2を、G2≦12.0[N・m2]にする。これにより、多心光ファイバケーブル全体の曲げ剛性G0を、G0≦21.0[N・m2] に設定する。
請求項(抜粋):
中心にテンションメンバを挿通するとともに、その外周に略軸方向に沿った溝を設けてなるスペーサを有し、前記溝に光ファイバ心線を係入保持したうえで前記スペーサを被覆で覆ってなる多心光ファイバケーブルであって、前記スペーサを、外周に前記溝を備えた充実の高密度ポリエチレン材(HDPE)からなる外層と、中心に前記テンションメンバを挿通保持した発泡樹脂材からなる内層とから構成することで、このスペーサの曲げ剛性G1を、G1≦9.0[N・m2]とし、前記被覆を、充実の直鎖状低密度ポリエチレン材(LLDPE)からなる外層と金属箔からなる内層とから構成するとともに、前記内層に蛇腹状波付けを施すことで、この被覆の曲げ剛性G2を、G2≦12.0[N・m2]とし、ケーブル全体の曲げ剛性G0を、G0≦21.0[N・m2]に設定した(G1、G2、G0ともに温度20±5°Cにおける測定値)、ことを特徴とする多心光ファイバケーブル。
Fターム (9件):
2H001BB09 ,  2H001BB16 ,  2H001DD04 ,  2H001DD24 ,  2H001KK06 ,  2H001KK12 ,  2H001KK17 ,  2H001KK24 ,  2H001PP01

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