特許
J-GLOBAL ID:200903067422742622

過熱防止機能付き加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-278798
公開番号(公開出願番号):特開平6-129644
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】水分の多い水調理物の焦げ付きを防止する。【構成】沸騰状態検出手段13は、温度センサ7での検出温度に基づいて調理物の沸騰状態を検出する。平衡状態検出手段14は、温度センサ7での検出温度に基づいて調理物の加熱量と放熱量とが平衡する平衡状態を検出する。調理物判別手段11は、沸騰温度が境界温度よりも高いときには油調理物と仮判別し、その後に平衡状態が検出されると水調理物と判別する。停止温度設定手段12は、調理物判別手段11で判別された調理物の種類に応じて加熱制御手段4を停止させる停止温度を決定する。すなわち、土鍋を用いて水調理物を調理する場合のように沸騰温度が高くなるときには、油調理物と仮判別し停止温度を高く設定して発火の危険を回避しながらも、その後の平衡状態の検出によって水調理物と判定すると停止温度を引き下げて焦げ付きを防止することができる。
請求項(抜粋):
調理物を入れた調理容器を加熱する加熱手段と、調理容器の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段による検出温度が設定された停止温度まで上昇すると停止信号を発生する判定制御手段と、判定制御手段から停止信号を受けると加熱手段による加熱を停止させる加熱制御手段と、検出温度の上昇速度が既定値以下になると調理物が沸騰状態であると判断する沸騰状態検出手段と、検出温度の散布度が既定値以下になると加熱手段による加熱量と調理物および調理容器からの放熱量とがほぼ平衡した平衡状態であると判断する平衡状態検出手段と、沸騰状態が検出された沸騰温度が既定の境界温度よりも低いときに水分の多い水調理物と判別し、沸騰状態が検出されなければ油調理物と判別する調理物判別手段と、調理物判別手段により判別された調理物の種類に応じて停止温度を設定する停止温度設定手段とを具備し、調理物判別手段は、沸騰温度が上記境界温度よりも高いときには油を使用した油調理物と仮判別し、その後に平衡状態が検出されると水調理物と判別することを特徴とする過熱防止機能付き加熱調理器。
IPC (2件):
F24C 3/12 ,  F23N 5/14 370
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-236012

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