特許
J-GLOBAL ID:200903067424065342

内燃機関の動弁装置におけるカム切替機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005430
公開番号(公開出願番号):特開平7-133708
出願日: 1994年01月21日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 特別な切替タイミング制御装置を利用せずに弁リフト中のカム切替えを防止する。運転状態に応じたカム切替えにより燃費特性や出力特性を向上する。【構成】 油圧力やリターンスプリング22によりピストン19をカムシャフト11,12上で移動させてカム面31,35によりカム26を移動させる高低速切替機構にあって、弁5,7を開くために必要な力よりも油圧力やリターンスプリング22によるピストン19の移動力を小さく設定している。従って、弁リフト中にピストン19の移動力が与えられても、実際にはピストン19が移動せず、切替えは行われない。また、この切替機構を応用したサブインテークカムがメインインテークカムに付設され、吸気弁の閉タイミングが遅れてシリンダ内の混合気が吸気ポート側へ吹き戻される。
請求項(抜粋):
クランクシャフトと同期して回転するカムシャフト上で、カムシャフトの回転中心方向に直交する半径方向へ、カムのカムノーズ部を移動可能に設け、運転状態に応じてこのカムのカムノーズ部を移動させる手段を設けてこのカム移動手段によりカムシャフトの回転中心に対するカムノーズ部の位置を変更した高速作動状態と低速作動状態とに切替え可能にし、このカムの回転運動を内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉運動として伝達する連動機構を設けた内燃機関の動弁装置において、前記カムシャフト上でその回転中心方向へ往復移動可能に支持したスライダと、このスライダをカムシャフトの回転中心方向へ往復移動させるようにスライダ移動力を与える切替駆動手段とを備え、このスライダにはカムシャフトの回転中心方向への往復移動に伴いカム側の支持部と接触してカムのカムノーズ部をカムシャフトの半径方向へ移動させるカム面を設け、前記吸気弁又は排気弁を開くために必要な力よりも前記切替駆動手段によるスライダ移動力を小さく設定したことを特徴とする内燃機関の動弁装置におけるカム切替機構。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-167405
  • 特開昭52-109022

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