特許
J-GLOBAL ID:200903067425413050
マルチプロセッサシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241243
公開番号(公開出願番号):特開平7-093260
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】多重化バスを持つマルチプロセッサシステムにおいてプロセッサ間のメッセージ通信によって発生するデッドロックを防止する。【構成】送信先プロセッサIDと送信元プロセッサIDとの組み合わせに基づいてメッセージ通信のために使用するバスがバスセレクトユニットA0によって一義的に決定される。このため、2つのプロセッサP0,P1が互いに相手のプロセッサにメッセージ送信する場合には、同一のシステムバスB1が選択され、バスアービタによっていずれか一方のプロセッサにのみバスアクセスが許可される。したがって、2つのプロセッサP0,P1が互いに別のバスを使って同時に相手にメッセージを送信するといった事態の発生を防止することができ、効率的にデッドロックの発生を防止する事ができる。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサと、これら複数のプロセッサ各々に接続され、各プロセッサからそれぞれアクセス可能な多重化された複数のシステムバスと、各システムバス毎にその使用権を調停するバスアービタとを有するマルチプロセッサシステムにおいて、前記複数のプロセッサにはそれぞれ固有の識別番号が割り当てられ、前記各プロセッサは、メッセージ送信先プロセッサを示す識別番号とメッセージ送信元プロセッサの識別番号との組み合わせに基づいて、前記複数のシステムバスの中から送信元プロセッサへのメッセージ送信に使用する1つのシステムバスを一義的に決定するバス決定手段と、このバス決定手段によって決定されたシステムバスの使用要求を前記バスアービタに発行し、前記バスアービタによって使用権が与えられた時に前記決定されたシステムバスを介して送信元プロセッサへメッセージ送信する手段とを具備することを特徴とするマルチプロセッサシステム。
引用特許:
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