特許

J-GLOBAL ID：200903067425860278

画像対話装置

発明者： 野々村 享也
出願人/特許権者： 三洋電機株式会社
代理人 (1件)： 西野 卓嗣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-273577
公開番号（公開出願番号）：特開平7-131764
出願日： 1993年11月01日
公開日（公表日）： 1995年05月19日
要約：

【要約】【目的】 画像対話装置において、話手同士の目の位置を検出し、ディスプレイ上で視線の位置を合わすようにしたことで対話の臨場感を得ることを目的とする。【構成】 液晶スクリーン11を透明状態に駆動して、ビデオカメラ7で話手13を正面から撮り、他方液晶スクリーン11の上部に配置された赤外線光源12による赤外線を話手13の目で反射させ赤外線イメージセンサ8によって視線位置情報を得る。この視線位置情報によって書込制御回路9をビデオカメラ7の光軸に目の位置を合わせた画像を第1の画像メモリ部3で記憶し、伝送する。一方、受信部2で同様な動作で送信された画像を受信して、第2の画像メモリ部4で取り込み、読み出し制御回路10で話手13の視線位置情報に基づいて読み出すことで、話手13の視線位置に一致した目の位置の画像として液晶ビデオプロジェクタ5で表示できる。

請求項（抜粋）：

通信する相手に対して撮像装置により送信側の人物の画像と音声を通信回線を介して送信し、一方で、通信する相手の人物の画像と音声とを通信回線を介して受信して表示装置で画像を表示して、双方の通信を行う画像対話装置において、通信を送る側の人物の視線位置を検出する視線位置検出手段と、該視線位置検出手段で得た視線位置情報を上記画像とともに通信回線を介して伝送する伝送手段と、通信回線を介して通信する相手方の画像とその視線位置情報を受信する受信手段と、該受信手段で得た相手方の視線位置情報と上記視線位置検出手段から得られた通信を送る側の視線位置情報から表示装置で表示される人物画像の視線位置を通信を送る側の視線位置に合わすようにする視線位置補正手段とからなる画像対話装置。