特許
J-GLOBAL ID:200903067428577640
動きベクトル特定方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-182088
公開番号(公開出願番号):特開平8-265781
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 動きベクトルを正確に特定するための改善された方法及び装置を提供すること。【構成】 各特徴点を囲む4つの特徴点から前斜方形を規定する手段と、特徴点に対する初期動きベクトルを検出する手段と、初期動きベクトルの各々に対して変位を加えてN個の候補動きベクトルを発生する手段と、前斜方形に対応する現斜方形を現フレーム内に規定すると共に、N個の候補動きベクトルに対応する、それぞれ4つの三角形からなるN個の三角形セットを現斜方形内に生成し、更に各三角形セットに対する予測画素値を発生する手段と、各画素の画素値と予測画素値とから差分画素値を発生する引き算器と、各三角形セットに対して差分画素値を平均しN個のエラー値を算出する手段と、最小エラー値を選択する手段と、最小エラー値に対応する候補動きベクトルを選択する手段とを含む。
請求項(抜粋):
現フレームとその前フレームとの間で、前記前フレーム上にマップピングされた四角形グリッドのノード上に位置する画素の位置により規定される特徴点に対する真の動きベクトルを特定する動きベクトル特定方法であって、(a)前記特徴点の各々を対象特徴点として順次選択する過程であって、該対象特徴点は、それに隣接する4つの特徴点により取り囲まれることによって前斜方形を規定し、該前斜方形は前記対象特徴点とそれに隣接する2つの特徴点とを連結することによって形成される4つの三角形からなる三角形セットを有する該過程と、(b)前記特徴点に対する1セットの初期動きベクトルを、前記現フレームとその前フレームとを用いて検知する過程と、(c)前記対象特徴点の各々に対応する初期動きベクトルの各々に、予め定められたN個の変位を加えることによって、N個の候補動きベクトルからなる候補動きベクトルのサブセットを発生する過程と、(d)前記前フレームに於ける前記前斜方形の各々に対応する前記現フレームに於ける現斜方形を、前記第1セットの初期動きベクトルを用いて規定する過程と、(e)前記N個の候補動きベクトルに基づいて、前記現斜方形内に形成される4つの三角形からなるN個の三角形セットを発生する過程と、(f)前記各々の現斜方形の前記4つの三角形からなるN個の三角形セットの各々に対して、各三角形に含まれる各画素に対する予測された画素を前記前フレームから取り出して、各画素に対する予測画素値を発生する過程と、(g)前記各画素の画素値から予測画素値を引き算することによって、前記4つの三角形よりなる三角形セットの各々に含まれる前記各画素に対する差分画素値を発生する過程と、(h)前記N個の三角形セットの各々に対して、前記差分画素値を平均することによって、前記N個の三角形セットの各々に対応するN個のエラー値を計算する過程と、(i)前記N個のエラー値を比較して、最小のエラー値を一つ選択する過程と、(j)前記選択された最小のエラー値に対応する候補動きベクトルを真の動きベクトルとして、前記N個の候補動きベクトルから選択する過程とを含むことを特徴とする動きベクトル特定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H04N 7/137 Z
, G06F 15/70 410
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