特許
J-GLOBAL ID:200903067430707950

耐衝撃性スチレン系樹脂の連続塊状重合法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-192359
公開番号(公開出願番号):特開平5-001122
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【構成】25°Cの5w%SVが10〜50cpsのスチレン-ブタジエンゴムとスチレン系単量体を、プランジャーポンプ(I)からダブルヘリカル型の攪拌式反応器(2)中でレイノルズ数2800〜4500で攪拌し予備重合し、次いで環状反応器(4)、(5)、(6)からなる初期重合ライン(II)及び還流ライン(IV)で循環させて初期重合し、該循環液の一部を環状反応器(8)、(9)、(10)からなる主重合ライン(III)で主重合させる。【効果】光沢、衝撃強度及び光沢勾配が良好となる。
請求項(抜粋):
ポリブタジエン及び/又はスチレン-ブタジエン共重合ゴムの存在下にスチレン系単量体を、a.原料供給ライン(I)とb.原料供給ライン(I)から続き可動部分の全くない複数のミキシングエレメントが内部に固定されている1個以上の環状反応器からなる初期重合ライン(II)と、c.初期重合ライン(II)から続き可動部分の全くない複数のミキシングエレメントが内部に固定されている1個以上の環状反応器からなる主重合ライン(III)と、d.初期重合ライン(II)と主重合ライン(III)の間で分枝して初期重合ライン(II)内に戻る還流ライン(IV)とによって構成される重合ラインを用い、初期重合ライン(II)から出る初期重合液流の大部分を還流ライン(IV)を経て還流させ、一方還流されなかった初期重合液流を主重合ライン(III)において重合する連続的塊状重合によって耐衝撃性スチレン系樹脂を製造する方法において、ポリブタジエンおよび/又はスチレン-ブタジエン共重合ゴムが25°Cにおける5重量%スチレン溶液粘度10〜50cps であり、かつ、原料供給ライン(I)と初期重合ライン(II)との間に、動的混合用構造を有する反応器を組み込み、並び該反応器中で動的混合を行ないながら予備重合させることを特徴とする耐衝撃性スチレン系樹脂の連続塊状重合法。

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