特許
J-GLOBAL ID:200903067441330246

金属管の成形方法並びにこの方法によって製造された金属管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東山 喬彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-214337
公開番号(公開出願番号):特開2002-028729
出願日: 2000年07月14日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】【課題】 従来、専らアイデア段階にとどまっていた、金属板を丸めて高精度の金属管を形成する手法を、実現可能とするものである。【解決手段】 本発明は、目的とする金属管Aの外径展開長幅にスリットした金属素材A1を、傾斜面形成工程P2において両端部に傾斜面a1を形成した後、切断工程P3において目的とする金属管Aの長さに切断し、その後、端曲げ工程P4において素材の両端部を曲げ、次いでU曲げ工程P5において略U字状とするように曲げた後、更にO曲げ工程P6において略O字状とするように曲げ形成するものであり、U曲げ工程P5を終了するまでは、金属素材A1を極力、加工硬化させないようにするとともに、その後のO曲げ工程P6においては、積極的に加工硬化を生じさせ、所望の強度や精度等を付与するようにしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
目的とする金属管の外径展開長に相当する幅寸法を有するようにスリッター加工した金属素材を、傾斜面形成工程において金属素材の長手方向断面を略等脚台形とするように両端部に傾斜面を形成して、素材の端部を管状に接合しやすくし、切断工程において目的とする金属管の長さに相当する寸法に矩形状に切断し、その後、端曲げ工程において略等脚台形状を呈する一組の平行面のうち小さい方を内側にするように金属素材の両端部を曲げ、次いでU曲げ工程において金属素材の長さ方向断面を更に略U字状とするように曲げた後、O曲げ工程において長さ方向断面を更に略O字状とするように曲げて行き、所望の金属管を形成するにあたり、前記U曲げ工程を終了するまでは、金属素材に対して、その後のO曲げ工程が行い難くするような加工硬化を可及的に抑えるとともに、その後のO曲げ工程においては、金属素材に積極的に加工硬化を生じさせるようにしたことを特徴とする金属管の成形方法。
IPC (5件):
B21D 5/01 ,  B21D 51/10 ,  B21D 53/00 ,  B21H 8/00 ,  B23D 19/06
FI (5件):
B21D 5/01 S ,  B21D 51/10 ,  B21D 53/00 Z ,  B21H 8/00 A ,  B23D 19/06 D
Fターム (6件):
3C039CB33 ,  4E063AA01 ,  4E063BA01 ,  4E063GA01 ,  4E063JA07 ,  4E063MA02

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