特許
J-GLOBAL ID:200903067441413699

ボールバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 哲男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-222073
公開番号(公開出願番号):特開平7-055026
出願日: 1993年08月13日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 シートリングのシート面が損傷することなく、シール性能を維持し、高圧流体にも適用できるボールバルブ。【構成】 ゴム等の弾性体からなるシートリング9と、これに被せた四ふっ化エチレン樹脂等の低摩擦係数の材料からなるアウターリング10とを、ボデー1、ボデーキャップ2に設けた環状溝7に装着し、環状溝7の底部7aとシートリング9との間に空室11を形成し、ボール4の移動方向のボール4との隙間を、シートリング9との間、アウターリング10との間、弁座部1a、2aとの間の順序に広くなるよう形成した。
請求項(抜粋):
弁箱の内部に設けた貫通孔を有するボールをステムの操作により回動自在に設けたボールバルブにおいて、上記したボールの球面をシール接触させる略断面矩形状のシートリングをゴム等の弾性体で形成し、このシートリングを弁箱内のボール球面の近傍位置に設けた環状溝に装着し、この環状溝の内周部を弁座部とし、かつこのシートリングの外側にリップ部を有する四ふっ化エチレン樹脂等の低摩擦係数の材料から成るアウターリングを設け、更に、シートリングの底面と環状溝の底部とを内径になるほどボール側に傾くように形成し、弁箱内が同圧でボールがステムの中心に位置するときに、シートリングの底面と環状溝の底部との間にシートリングがボールによって押圧されて変形するための環状の空室を設けると共に、ボールと前記の弁座部との間のボールの移動方向の隙間を、シートリングとの間、アウターリングとの間並びに弁座部との間の順序で大きくなるように構成したことを特徴とするボールバルブ。

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