特許
J-GLOBAL ID:200903067443666659

多周波共通増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-222322
公開番号(公開出願番号):特開平7-058554
出願日: 1993年08月16日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】分配器1と合成分配器6との間の歪検出ループと、合成分配器6と合成器11との間の誤差除去ループからなるフィードフォワード形歪補償多周波増幅器の歪補償精度を向上させる。【構成】合成分配器6の6c端子から出力される歪成分を分配器20,22で分岐出力させ、それぞれ所定のしきい値を設定した複数の整流器23,24を設ける。入力側分配器19によって抽出し検波器21で検波した入力信号情報が“有り”のとき、整流器23,24からのしきい値を超えた出力が最小になるように制御回路25でループの可変位相器と可変減衰器の値を制御するように構成した。
請求項(抜粋):
入力信号を分配する第1の分配器と、該第1の分配器の一方の出力端子から第1の可変位相器,第1の可変減衰器,主増幅器を経た信号と他方の出力端子から第1の遅延線を経た信号とを合成分配器で逆相合成することにより前記主増幅器で発生する歪成分を検出して出力する歪検出ループと、前記合成分配器の一方の出力端子から第2の可変位相器,第2の可変減衰器,誤差増幅器を経た歪成分の信号と他方の出力端子から第2の遅延線を経た歪成分を含む信号とを合成器で逆相合成することにより歪成分を除去して多周波増幅信号を出力する誤差除去ループとからなるフィードフォワード形歪補償による多周波共通増幅器において、前記第1の分配器の前段に挿入され入力信号を分岐して出力する第2の分配器と、該第2の分配器の出力を検波して入力信号情報を出力する検波器と、前記合成分配器と第2の可変位相器との間に挿入され該合成分配器から出力される歪成分出力を分岐して出力する第3の分配器と、該第3の分配器の出力を少なくとも2つ以上に分配出力する第4の分配器と、該第4の分配器からの前記2つ以上の出力をそれぞれ整流して出力する互いに感度の異なる複数の整流器と、前記検波器からの入力信号情報から入力信号レベルを検出し、該入力信号レベルにより、前記複数の整流器からの出力が最小になるように前記歪検出ループの第1の可変位相器,第1の可変減衰器の値を制御する制御回路とを備えたことを特徴とする多周波共通増幅器。

前のページに戻る