特許
J-GLOBAL ID:200903067444509506

船外推進機のパワー・トリム・チルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 允彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160729
公開番号(公開出願番号):特開平9-315388
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 船外推進機のシリンダ本体にリリーフ孔を設け、ピストンに作用する油圧を変えると共に、ピストンのシール部材の耐久性の悪化を防止する。【解決手段】 船体側と船外推進機側とに渡って連結される油圧シリンダ11が、シリンダ本体21内にピストン23,24をシール部材25,26を介して摺接するように設け、両側の油室の一方にオイルを導入し他方から排出することにより、トリム領域に対応するストロークとチルト領域に対応する範囲で摺動させるに連れて、ピストンロッド22が出入するパワー・トリム・チルト装置において、シリンダ本体21の他端側の、ピストン23,24のシール部材25,26が接触しない箇所に、リリーフ孔30を開口させると共に、開閉バルブ31を、チルト領域に対応するストロークへの移動に連れて開かれ、トリム領域に対応するストロークへの移動に連れて閉じられるように設置する。
請求項(抜粋):
船体側と船外推進機側とに渡って連結される油圧シリンダが、シリンダ本体内にピストンをシール部材を介して摺接するように設け、該ピストンの両側の油室の一方にオイルを導入し他方からオイルを排出することにより、トリム領域に対応するストロークとチルト領域に対応するストロークの範囲でピストンを摺動させるに連れて、シリンダ本体の一端からピストンロッドが出入するように構成されている船外推進機のパワー・トリム・チルト装置において、シリンダ本体の他端側の、ピストンのシール部材が接触しない箇所に、所定圧力以上のオイルを逃がすためのリリーフ孔が開口されていると共に、該リリーフ孔を開閉するための開閉バルブが、ピストンのチルト領域に対応するストロークへの移動に連れて開かれ、ピストンのトリム領域に対応するストロークへの移動に連れて閉じられるように設置されていることを特徴とする船外推進機のパワー・トリム・チルト装置。
IPC (2件):
B63H 20/08 ,  B63H 20/00
FI (2件):
B63H 21/26 B ,  B63H 21/26 Z

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