特許
J-GLOBAL ID:200903067450609717

複合酸化物ゾルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 政久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-170987
公開番号(公開出願番号):特開平7-010522
出願日: 1993年06月17日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【構成】 第1工程では、珪酸塩と無機化合物のアルカリ水溶液を個別に調製するか、または、混合水溶液を調製しておき、この水溶液を目的とする複合酸化物の複合割合に応じて、pH10以上のアルカリ水溶液中に撹拌しながら徐々に添加する。第2工程では、前記複合酸化物からなるコロイド粒子から、珪素と酸素以外の元素の少なくとも一部を鉱酸や有機酸を用いて溶解除去したり、あるいは、陽イオン交換樹脂と接触させてイオン交換除去することにより、一層、多孔質で比表面積の大きいコロイド粒子を得る。ただし、過度の除去はコロイド粒子の強度を弱めるので、無機酸化物に対するシリカの複合割合(モル比)は、最終的に1000以下にするのがよい。【効果】 簡易な製造プロセスにより、多孔質の複合酸化物微粒子が分散したゾルを得ることができる。
請求項(抜粋):
アルカリ金属、アンモニウムまたは有機塩基の珪酸塩と、アルカリ可溶の無機化合物とを、pH10以上のアルカリ水溶液中に同時に添加して、シリカとシリカ以外の無機酸化物からなるコロイド粒子を生成させ、次いで、該コロイド粒子中の無機酸化物を構成する酸素以外の元素の少なくとも一部を除去することを特徴とする複合酸化物ゾルの製造方法。
IPC (3件):
C01B 33/146 ,  B01J 13/00 ,  C01B 33/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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