特許
J-GLOBAL ID:200903067454894912

海苔原藻中の異物除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高松 利行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-354019
公開番号(公開出願番号):特開平10-174569
出願日: 1996年12月18日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 乾海苔製造装置によりシート状の乾海苔を製造するのに先立って、原藻と水または海水の混合水中に含まれる小さな異物を効果的に除去できる海苔原藻中の異物除去装置を提供すること。【解決手段】 混合水23を貯溜するタンク1の外面に第1のケース11を装着し、また第1のケース11の外面に第2のケース12を装着する。タンク1と第1のケース11の間には多孔板15を装着し、第1のケース11と第2のケース12の間には越流壁20を設ける。羽根5を回転させてタンク1内の混合水23を攪拌すると、混合水23中の小さな異物K1は多孔板15の小孔16を通り、第1のケース11に流入する。また第1のケース11内に浮遊する軽量の異物K2は、越流壁20を越流して第2のケース12へ流入する。したがって異物除去部Bへは、小さな異物K1、K2を含まない混合水が送られ、そこで比較的大きな異物を除去して、良質の混合水を乾海苔製造装置へ供給できる。
請求項(抜粋):
タンク装置と、このタンク装置から送り出された原藻と水または海水の混合水中の異物を除去する異物除去部とを備え、前記タンク装置が、多孔側壁を有するタンクと、このタンク内の混合水を攪拌する攪拌手段と、前記多孔壁に装着されて前記多孔側壁の小孔から小形の異物が流入するケースとから成ることを特徴とする海苔原藻中の異物除去装置。

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