特許
J-GLOBAL ID:200903067457277930

重複データ管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-325354
公開番号(公開出願番号):特開平5-135113
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 分散データベースシステムにおける重複データの管理に際し、重複データの全体ではなく、必要な部分のみを複写管理して、システム効率を向上させる。【構成】 導出先管理表4及び導出元管理表5を設け、これ等表4,5には、利用者からの要求が大なるカラム部分のみを予め登録しておく。利用者1からのDML要求に応答して、管理表制御手段3はこれ等表4,5を検索し、アクセス対象のデータが重複データとして管理されているか否かを調べる。この調査結果に応じて重複データの管理制御を行う。
請求項(抜粋):
通信回線により互いに接続された複数のホストに夫々散在するデータベースに対する利用者のアクセス要求に応答してデータベース処理を行う分散データシステムにおいて、前記アクセス要求があったホストのデータベースを自データベースとし、他のホストのデータベースを他データベースとし、また前者自データベース上のデータに対してその一部又は全てのカラムを前記他データベース上に複写(以下導出と称す)したとき、前記自データベース上のデータを導出元データ,この導出元データから前記他データベース上に導出されたデータを導出先データとするとき、前記導出元データ名,この導出元データから導出された導出先データ名,この導出先データが存在するデータベース名,この導出先データに導出されたカラム名を夫々対応付けた情報を有し、前記アクセス要求のあった前記他データベース上のデータのデータ名,このデータが存在するデータベース名に対して前記自データベース上の導出元データ名及び導出元データから導出先データに導出してカラム名を参照可能なようにした導出管理表と、前記アクセス要求を受けて要求対象データと、このデータに対して導出元データとなる自データベース上のデータとに対し、データベース処理を行う重複データ制御手段と、前記導出管理表を検索して前記要求対象データ名及びこのデータが存在するデータベース名に対して一意に定まる自データベース上の導出元データ名及び導出先データに導出されたカラム名とを取得し、前記導出元データ名と前記カラム名とを前記重複データ制御手段へ転送する管理表制御手段とを含み、前記重複データ制御手段はこの転送された情報に従って自データベースをアクセス制御するよう構成したことを特徴とする重複データ管理システム。

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