特許
J-GLOBAL ID:200903067460665666

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-094621
公開番号(公開出願番号):特開平8-291732
出願日: 1995年04月20日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 インジェクタの無効噴射時間を精度良く設定する。【構成】 無効噴射時間TVのデータを、大気圧Patと吸気管圧力Pm との差圧(Pat-Pm )と、バッテリ電圧VBにオフセット電圧VBofstを加えた電圧(VB+VBofst)とによる二次元データマップとしてROMに記憶しておく。ここで、オフセット電圧VBofstはハーネス抵抗等による電圧降下分に相当し、VB+VBofstはインジェクタの駆動電圧に相当する。そして、制御回路に供給される電源電圧からバッテリ電圧VBを判定し、インジェクタの駆動電圧(VB+VBofst)を算出すると共に、差圧(Pat-Pm )を算出し、それらの算出値に基づいて上記二次元データマップから無効噴射時間TVを検索して求める(ステップ103)。これにより、インジェクタの駆動電圧(VB+VBofst)と差圧(Pat-Pm )に応じた正確な無効噴射時間TVが求められる。
請求項(抜粋):
燃料配管内の燃圧を一定に保ちながらインジェクタから燃料を噴射するようにした内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記インジェクタの燃料流入部に作用する燃圧と吸気管圧力との差圧を求める差圧判定手段と、バッテリ電圧を判定し、そのバッテリ電圧を所定量オフセットさせることにより前記インジェクタの駆動電圧を推定する駆動電圧推定手段と、前記インジェクタの無効噴射時間のデータを前記差圧と前記駆動電圧とによる二次元データマップとして記憶した記憶手段と、前記差圧判定手段で求めた差圧と前記駆動電圧推定手段で推定した駆動電圧とに基づいて前記記憶手段に記憶されている二次元データマップから前記無効噴射時間を求める演算手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/34 ,  F02D 45/00 390
FI (3件):
F02D 41/04 330 N ,  F02D 41/34 W ,  F02D 45/00 390 Z

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