特許
J-GLOBAL ID:200903067463958036

ダブルピニオンタイプのプラネタリギヤユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-325282
公開番号(公開出願番号):特開平10-169728
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】プラネタリギヤユニットを、ピニオン軸孔の加工精度を良好に確保しながら、しかも軸方向および径方向にともにコンパクトに形成しかつ軽量にする。【解決手段】キャリヤCRは、ロングピニオンPおよびショートピニオンP1を支持する第1および第2フランジ部24,25を有する一体構造とされ、ピニオン軸孔の加工精度が良好に確保される。キャリヤCRに、ロングピニオンp1の軸方向の幅内に位置して設けられた連結部26には、インナーレース37aがリングギヤR1と並べて締結部材39で連結されている。連結部26の外周面26aは回転係合部材37が嵌合する印籠嵌合部とされている。ショートピニオン軸32がロングピニオン軸30より内側に配置され、かつ締結部材39がショートピニオン軸32の近傍に配置されている。これにより、プラネタリギヤユニット12は軸方向および径方向にともにコンパクトになる。
請求項(抜粋):
第1サンギヤと、第2サンギヤと、前記第1サンギヤに噛合するショートピニオンと該ショートピニオンおよび前記第2サンギヤに噛合するロングピニオンとをそれぞれ回転自在に支持するキャリヤと、前記ロングピニオンに噛合するリングギヤと、前記キャリヤの連結部に連結されたワンウェイクラッチのインナーレースまたは係合部材のハブとを備えているダブルピニオンタイプのプラネタリギヤユニットにおいて、前記キャリヤの、前記ショートピニオンおよび前記ロングピニオンの各一端を支持する部分と前記ショートピニオンおよび前記ロングピニオンの各他端を支持する部分とを一体構造に形成し、ショートピニオン軸の配置位置をロングピニオン軸の配置位置よりも内周側に設定し、前記連結部を前記ショートピニオン軸の近傍であって前記ロングピニオンの軸方向の幅内に配設するとともに、前記連結部に、前記インナーレースまたは前記ハブを、前記リングギヤと軸方向に隣接して設けたことを特徴とするプラネタリギヤユニット。
IPC (2件):
F16H 3/44 ,  F16H 3/66
FI (2件):
F16H 3/44 Z ,  F16H 3/66 A

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