特許
J-GLOBAL ID:200903067470463735

鋼の連続鋳造における鋳片の中心偏析軽減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-186102
公開番号(公開出願番号):特開平7-040019
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 鋼の連続鋳造により得られる鋳片のC、P、S等の中心偏折を軽減する。【構成】 鋳型1の内部と、ストランドの途中と、鍛圧装置8の直前とにそれぞれ電磁攪拌装置7a、7b、7cを配置し、所定の磁束密度のもとに鋳片2内の未凝固溶鋼を電磁攪拌すると共に、往復動式の鍛圧装置8を用いて鋳片2の未凝固厚が80mm以下となる凝固完了前の段階で連続的に鍛圧加工する。鍛圧部は等軸晶となっているのでホワイトバンドの形成が抑制されると共に搾り出された溶質元素は未凝固溶鋼全体に拡散されるので偏折を軽減できる。
請求項(抜粋):
鋼の連続鋳造における鋳片の凝固完了点より上流側に電磁攪拌装置を設けて、該鋳片の不完全凝固領域の溶鋼を電磁攪拌すると共に、鋳片の凝固完了点近傍に設けた往復動式の鍛圧装置を設けて、該鋳片が凝固を完了する前の段階で連続的に鍛圧加工することによって鋳片の中心偏析を軽減する方法において、前記電磁攪拌装置を鋳型の内部と、鋳片が不完全凝固領域にあるストランドの途中と、鍛圧装置の直前とから選択される少くとも一箇所に配置し、前記モールド内部の電磁攪拌装置をMEMSとし、ストランドの途中の電磁攪拌装置をSEMSとし、また鍛圧装置の直前の電磁攪拌装置をFEMSとしたとき、下記の表に示す磁束密度B(ガウス)の条件で電磁力を印加して、電磁攪拌すると共に、前記往復移動式の鍛圧装置を用いて鋳片の未凝固厚が80mm以下となる凝固完了前の段階で連続的に鍛圧加工することを特徴とする鋼の連続鋳造における鋳片の中心偏析軽減方法。【表1】
IPC (4件):
B22D 11/128 350 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 11/20
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-183765
  • 特開昭60-148651
  • 特開昭63-157748

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