特許

J-GLOBAL ID：200903067472323639

ヘリコプタのロータバランスウェイト調整装置

発明者： 後藤 紀子
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 石川 新 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-356522
公開番号（公開出願番号）：特開2002-154487
出願日： 2000年11月22日
公開日（公表日）： 2002年05月28日
要約：

【要約】【課題】 ヘリコプタのロータバランスウェイト調整装置に関し、作業を簡略化し、バランス調整作業コストを低減させる。【解決手段】 ヘリコプタのダクテッドファンテイルロータのブレード81aが取付けられた回転軸81には中心90の周囲に均等に3個のモータ10が取付けられ、モータ10にはシャフト11が連結し、シャフト11はネジが加工され、重り12が挿通され、重り12に螺合して回転する。モータ10はアンテナを装備し、外部から人が操作するコントロール装置により信号が送られ、この信号をアンテナで受信してモータ10を回転させる。モータ10の回転はシャフト11の回転となり、重り12が半径方向に移動し位置が調整される。エンジンを運転中にカバーを外すことなくバランスの調整ができる。

請求項（抜粋）：

ヘリコプタのメインロータ又はテイルロータが取付けられた回転軸に円周方向に均等となるように取付けられた複数のモータと、同回転軸内に取付けられ前記複数のモータへ電力を供給するバッテリィと、前記モータに連結され前記回転軸の半径方向へ放射状に配置されると共に表面にネジ加工が施されたシャフトと、同シャフトの先端が挿通されると共に同シャフトのネジと螺合し、同シャフトの回転に伴ってシャフトに沿って移動可能な重りと、前記複数のモータの回転を制御する制御装置とを備えてなることを特徴とするヘリコプタのロータバランスウェイト調整装置。