特許
J-GLOBAL ID:200903067475549174

プーリユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-204864
公開番号(公開出願番号):特開平7-317807
出願日: 1994年08月30日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 クランクシャフトの回転をオルタネータ等のエンジン補機の回転軸に伝達するベルト伝動装置のベルト寿命の低下を抑制することができると共に、回転軸に対するプーリの組込みが容易なプーリユニットを提供する。【構成】 エンジン補機の回転軸上に設けられるプーリ1と、上記回転軸に取付けられる内方部材2との間に一方向クラッチ10と、転がり軸受30a、30bとを組込む。角速度が微小変動するクランクシャフトの回転をベルトを介してプーリ1に伝え、そのプーリ1の回転を一方向クラッチ10および内方部材2を介して回転軸に伝える。クランクシャフトの角速度が減少し、エンジン補機の回転軸の回転角速度がプーリ1の回転角速度より速くなった際、一方向クラッチ10を係合解除させ、回転軸をフリー回転させてプーリ1とベルトとの滑りを防止し、ベルトの寿命低下を抑制する。
請求項(抜粋):
エンジンの微小な角速度変動を伴なうクランクシャフトの回転をエンジン補機の回転軸に伝達するベルト伝動用のプーリユニットであって、前記エンジン補機の回転軸上に配置されてベルト駆動により一方向に回転されるプーリと、そのプーリの内側において前記回転軸に取付けられる内方部材とを有し、前記プーリと内方部材との間に、前記プーリに作用するラジアル荷重およびモーメント荷重を支持する転がり軸受と、前記クランクシャフトが1回転する範囲内で、そのクランクシャフトの回転によってベルト駆動されるプーリの回転角速度がエンジン補機の回転軸の回転角速度より速くなったとき、プーリの回転を上記回転軸に伝え、回転軸の回転角速度がプーリの回転角速度を上回ると回転の伝達を遮断する係合子を備えた一方向クラッチとを組込んだプーリユニット。
IPC (2件):
F16D 41/06 ,  F16H 55/36
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-228153
  • 特開昭63-045433

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