特許
J-GLOBAL ID:200903067477819926

吸収式空調システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261610
公開番号(公開出願番号):特開平10-111038
出願日: 1996年10月02日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】吸収冷温水機の冷温水出口温度を外気温度,湿度条件に応じて自動的に制御して省エネルギを図る。【解決手段】冷温水機制御盤1と集中制御盤5および外気温湿度センサ7を通信手段8で連絡して、外気温湿度センサ7の信号に応じて冷温水機1を自動制御する。
請求項(抜粋):
冷媒で希釈された希溶液を再生器で加熱して冷媒蒸気を発生させ、冷房時には上記冷媒蒸気を冷却手段により冷却凝縮させたのち蒸発器で蒸発させることにより冷温水を冷却し、暖房時には上記蒸発器で上記冷媒蒸気により冷温水を加熱して温水とし、上記蒸発器で冷温水を冷却または加熱したのちの冷媒を上記冷媒蒸気発生時に生じた濃溶液に吸収器で吸収または混合させて希溶液としたのち上記再生器へ戻すように構成された吸収冷温水機と、上記吸収冷温水機により冷却または加熱された冷温水を導く冷温水系と、上記冷温水系からの冷温水を冷却または加熱された空気に変換する複数個の水空気熱交換手段と、上記水空熱交換手段により冷却または加熱された空気を各室へ吹き出す空気系とを備えた吸収式空調システムで、この水空気熱交換手段と空気系は1個または複数のファンコイルユニットで構成してもよい吸収式空調システムで、上記吸収冷温水機を制御する冷温水機制御盤と、上記冷温水機制御盤との間で通信を行う集中制御盤と、上記冷温水機制御盤と上記集中制御盤の間の通信手段を備えた吸収式空調システムにおいて、外気温度及び外気湿度を検知し、その信号を上記集中制御盤に送る外気温湿度センサーを持ち、冷房運転モードのときあらかじめ設定した外気温度及び外気湿度の範囲から外気温度,外気湿度がはずれると冷水の設定温度を上げ、あらかじめ設定した外気温度及び外気湿度の範囲内に戻ると冷水の設定温度を復帰して下げるという指令を集中制御盤から冷温水機制御盤へ送ることを特徴とする吸収式空調システム。

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