特許
J-GLOBAL ID:200903067482352165

グラウンドアンカー構造及びその工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-112259
公開番号(公開出願番号):特開2007-284960
出願日: 2006年04月14日
公開日(公表日): 2007年11月01日
要約:
【課題】グラウンドアンカー緊張後、アンカー頭部の荷重変動が安定したあとに注入材を再充填する手間を省いたグラウンドアンカーの構造及び工法の提供。【解決手段】アンカー構造は、硬化性樹脂層1aを全長に塗布した緊張材1の周りを外周に凹凸を有する被覆筒2で被覆したアンカー部材10、緊張材1の自由長部Lの上端の頭部に定着具4、アンカー部材10の下端に圧着部5a、その下端寄り位置の外周に耐荷体7とを備えている。硬化性樹脂層1aは緊張力付加後、一定時間経過して硬化する樹脂で構成される。このアンカー部材10を削孔H内に挿置し、この緊張材1の拘束長部周囲に硬化性充填材3を充填し、硬化性充填材3の硬化後に緊張材1の頭部に装着した定着具4により緊張材1に張力を加え、アンカー頭部の荷重変動が安定した後に張力調整し、その後に硬化性樹脂層1aが硬化することで緊張材1の変位が拘束されて緊張材1と周囲の地盤とを一体化する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
常温或いは湿気で硬化する硬化性樹脂層1aを全長に塗布した緊張材1の周りを、外周に凹凸を有する樹脂又は鋼製の被覆筒2で被覆したアンカー部材10と、緊張材1の自由長部L2の上端の頭部L3に定着具4と、アンカー部材10の下端に圧着部5aと、その下端寄り位置の外周に耐荷体7とを備え、上記硬化性樹脂層1aは、緊張時に流動性を有し、緊張作用付加後予め設定された期間の経過後に硬化する樹脂とし、上記アンカー部材10を地盤又は岩盤に設けた削孔H内に挿置し、さらにこの緊張材1の拘束長部L1周囲に硬化性充填材3を充填し、硬化性充填材3の硬化後緊張材1の自由長部L2の上端の頭部L3に装着した定着具4により緊張材1に張力を加え、その後所定の時期に張力調整した後上記硬化性樹脂層1aが硬化することにより緊張材1の変位を拘束し、被覆筒2、硬化性充填材3を介して緊張材1と周囲の地盤又は岩盤を一体化する圧縮型グラウンドアンカー構造。
IPC (1件):
E02D 5/80
FI (1件):
E02D5/80 Z
Fターム (5件):
2D041GC02 ,  2D041GC05 ,  2D041GC07 ,  2D041GC12 ,  2D041GC14
引用特許:
出願人引用 (12件)
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