特許
J-GLOBAL ID:200903067483540763

超音波探傷器のゲイン制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289443
公開番号(公開出願番号):特開平5-099908
出願日: 1991年10月09日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 被検査物体の表面の状態や回路内の温度ドリフトの存在の有無等の如何にかかわらず、適正な探傷を行うことができる超音波探傷器のゲイン制御装置の提供。【構成】 探触子2からの超音波反射信号は受信部4、A/D変換器5、ゲート回路16を経て波形メモリ6に格納され液晶表示部14に表示される。上記超音波反射信号のうち予め定められた基準信号を取出し、一方、液晶表示部の表示可能な最大レベルに対して所定のレベルを設定し、このレベルと基準信号とを比較し、両者の偏差に基づいて受信部4のゲインを調整する。自動的にゲイン調整がなされるので、周辺条件の如何にかかわらず適正な探傷を行うことができる。
請求項(抜粋):
探触子を励振させるパルスを出力する送信部と、前記探触子からの超音波反射信号を受信する受信部と、この受信部で受信された信号に基づいて当該信号の波形を表示する表示部と、前記パルス出力後の任意の時間範囲を設定するゲート手段と、選択された前記時間範囲に存在する信号のうち最大値を検出する最大値検出手段とを備えた超音波探傷器において、前記超音波反射信号のうちの予め定められた基準信号を取出し、かつ、この基準信号について前記表示部に表示可能な最大レベルに対する所定レベルが定められた他のゲート手段と、前記基準信号と前記所定レベルとの偏差を演算する第1の演算手段と、算出された前記偏差に対応するゲイン偏差分を演算する第2の演算手段と、算出された前記ゲイン偏差分に基づいて前記受信部のゲインを調整するゲイン調整手段とを設けたことを特徴とする超音波探傷器のゲイン制御装置。
IPC (2件):
G01N 29/22 506 ,  G01N 29/22 504
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-091567
  • 特開昭56-040756
  • 特開昭51-031283
全件表示

前のページに戻る