特許
J-GLOBAL ID:200903067492114890
核磁気共鳴を用いた検査方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-045260
公開番号(公開出願番号):特開平5-245124
出願日: 1992年03月03日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】静磁場不均一により生じる位相分布を求める位相分布計測法において、検査対象の真の位相変化が-π〜πの範囲を超える場合に生じる折り返し(アークタンジェントエリアジング)を補正する。【構成】たとえば(ka,lc),(ka+1,lc)間にいてπを超える大きな位相変化が生じている。このような急激な位相変化はアークタンジェントエリアジング以外ではありえないとして位相補正を行う。この時、シム磁場中心あるいは各チャネル毎のシム電流値変化に対する位相変化量が既知である点を基準点として、順次、上下,左右の画素における真の位相値を求める。検査対象がNMR信号を発生しない、あるいは極めて信号強度の弱い部位を含む場合には、その部位の位相値をその近隣の画素の位相値を用いて多項式近似した後、アークタンジェントエリアジングを補正する。
請求項(抜粋):
静磁場と傾斜磁場および高周波磁場の発生手段と、電流を変化させることにより前記静磁場の均一度が変化するような付加的なシムコイルによる磁場の発生手段と、検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する信号検出手段と、前記信号検出手段の検出信号の処理および前記シムコイルに流れる電流値の制御を行う計算機において、90°高周波パルスと180°高周波パルスの時間間隔と180°高周波パルスとエコー中心の時間間隔がわずかに異なるようなスピンエコー法あるいはグラディエントエコー法を用いて得られる前記核磁気共鳴信号の実部と虚部の比のアークタンジェントから、静磁場不均一により生じる位相分布を求める位相分布計測法において、検査対象の真の位相変化が-π〜πの範囲を超える場合に生じる折り返しアークタンジェントエリアジングを補正するために、ある画素の位相値を基準として、順次、上下,左右の画素における真の位相値を求めることを特徴とする核磁気共鳴を用いた検査方法。
IPC (3件):
A61B 5/055
, G01R 33/38
, G01R 33/48
FI (4件):
A61B 5/05 332
, A61B 5/05 312
, G01N 24/06 G
, G01N 24/08 Y
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