特許
J-GLOBAL ID:200903067498352793

画像間の照明スペクトル強度比の推定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-373432
公開番号(公開出願番号):特開2002-175525
出願日: 2000年12月07日
公開日(公表日): 2002年06月21日
要約:
【要約】【課題】 2つの画像において共通被写体が写っている場合に、共通被写体の対応する画素を指定することなしに照明スペクトル強度の比を推定できるようにする。更に共通被写体の位置を推定できるようにする。【解決手段】 異なるスペクトル強度の照明下で撮影され、かつ共通被写体を含む2つの画像について、全ての画素の組合せに対して(101、105)、画像の画素値の各バンド毎の比である比べクトルを算出し(102)、比べクトルの各要素の値を離散化し(103)、それらの離散べクトルに応じてn次元(nはバンド数)のべクトル空間(投票空間)に1票ずつ投票し(104)、投票空間において最大投票数を持つインデクスを検出する(106)ことで、照明スペクトル強度の比を推定する。更に、2つの画像を複数の部分領域に分割し、これらの部分領域の全ての組合せについて上記投票処理を行うことで、共通被写体の位置を推定する。
請求項(抜粋):
異なるスペクトル強度の照明下で撮影され、かつ共通被写体を含む2つの画像、A,Bについて、各波長バンドにおける照明光強度の画像間の比である照明スペクトル強度比を推定する方法であって、画像Aの画素jと画像Bの画素kに対して、画素値の各バンド毎の比である比べクトルを算出する比べクトル算出ステップと、前記算出ステップで算出された比べクトルの各要素の値を離散化する比べクトル離散化ステップと、前記比べクトル離散化ステップで離散化された離散化比べクトル空間をインデクス空間とする投票空間に、前記算出ステップで算出された離散化比べクトルに応じて1票ずつ投票する投票ステップと、前記投票ステップでの全てのjとkの組み合わせに対する投票の後、前記投票空間において最大投票数を持つインデクスを検出する最大インデクス検出ステップとを有し、前記最大インデクス検出ステップで検出された最大インデクスを画像間の照明スペクトル強度比とすることを特徴とする画像間の照明スペクトル強度比の推定方法。
IPC (3件):
G06T 7/00 ,  G06T 7/00 200 ,  H04N 7/18
FI (3件):
G06T 7/00 G ,  G06T 7/00 200 B ,  H04N 7/18 K
Fターム (22件):
5C054AA01 ,  5C054CA04 ,  5C054CC02 ,  5C054EA05 ,  5C054EA07 ,  5C054FC03 ,  5C054FC07 ,  5C054FC12 ,  5C054FC16 ,  5C054HA05 ,  5L096BA08 ,  5L096BA18 ,  5L096CA04 ,  5L096DA01 ,  5L096EA23 ,  5L096EA45 ,  5L096FA14 ,  5L096FA35 ,  5L096FA69 ,  5L096FA72 ,  5L096GA19 ,  5L096GA59

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