特許
J-GLOBAL ID:200903067500526877

符号化CWレーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092278
公開番号(公開出願番号):特開平5-264725
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 符号化CWレーダ装置において復調機能以下ドップラ検出、距離検出をディジタル信号処理で行うことにより、装置規模の小型化、調整の単純化を図る。【構成】 受信信号を広帯域増幅器14で増幅した後ミキサ6cでベースバンド信号へ周波数変換して受信信号のディジタル化を可能とし、A/D変換器9でディジタル信号に変換した後レンジセル(N個)に応じて設けられている相関処理回路11-1〜同11-Nへ入力し、符号遅延回路10からの擬似ランダム符号との相関をとり、その結果をそれぞれ対応するFFT処理回路12-1〜12-Nへ入力して各レンジセル毎にドップラ周波数を検出する。各FFT処理回路の出力はすべて距離検出回路13へ入力されており、ドップラ信号を検出したFFT処理回路を特定することにより移動目標までの距離を検出する。
請求項(抜粋):
予め定められた単位距離に相当する時間が経過する毎に、予め定められた複数種類の符号の中から1種の符号をランダムに生ぜしめ所定の周期時間に達した後は前周期と同じ符号配列を繰り返し発生する符号発生回路を有し、送信用連続波(CW)を、前記符号発生回路からの各符号に対応させて予め定められた移相量だけ位相変調して送信空中線より送信せしめ、反射体から反射されて戻って来た電波を受信空中線で受信し、一方前記符号発生回路からの符号信号を前記単位距離相当時間をステップ間隔として段階的遅延を付与して出力する符号遅延回路からの各遅延された符号信号により受信信号を復調する符号化CW(連続波)レーダ装置であって; 受信信号をベースバンドまで周波数変換するミキサーと; 該ミキサー出力をディジタル信号に変換するA/D変換器と;前記符号遅延回路の各遅延ステップ毎の出力と前記A/D変換器出力との相関関係を並行して検出する複数の相関処理回路と; 前記各相関処理回路に対応して設けられ各相関処理回路出力中からドップラー周波数を検出する複数のFFT処理回路と; 前記複数のFFT処理回路からの出力信号を受けて、ドップラー周波数信号を出力しているFFT処理回路を特定することにより距離情報を検出する距離情報検出回路と; を具備することを特徴とする符号化CWレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/32 ,  G01S 13/536
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-168575
  • 特開平1-202265

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