特許
J-GLOBAL ID:200903067500776652

エンジンの吸排気弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神原 貞昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-002033
公開番号(公開出願番号):特開平5-187209
出願日: 1992年01月09日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】クランク軸の回転が伝達される回動部の回転をカム軸に伝達するとともにカム軸の回動部に対する回転位相を変化させて、吸排気弁の開閉時期を変動制御するにあたり、カム軸の駆動トルク変動に起因する不所望な打音の発生を抑制する。【構成】クランク軸の回転が伝達される歯付プーリ32に電動機45を介して連結されるとともに、吸気側カム軸23の一端部に設けられたハブ35に係合して、歯付プーリ32の回転を吸気側カム軸23に伝達する環状部材54が、吸気側カム軸23の歯付プーリ32に対する回転位相を変化させるべく移動せしめられ、その際、環状部材54を移動させる電動機45が環状部材54に及ぼす駆動力が、吸気側カム軸23の駆動トルクの周期的変動に応じて変化せしめられる。そして、このための制御ユニット60が配設される。
請求項(抜粋):
エンジンにおける吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を開閉駆動するカム軸の一端部に設けられた係合部材と、上記エンジンにおけるクランク軸の回転が伝達される回動部と、該回動部に連結されるとともに上記カム軸の一端部に設けられた係合部材に係合して上記回動部の回転を上記カム軸に伝達するものとされ、上記カム軸の一端部に設けられた係合部材に対する係合位置を変化させて上記カム軸の上記回動部に対する回転位相を変化させることにより、上記吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の開閉時期を変動制御するための移動を行う状態を選択的にとる可動回転伝達部材と、該可動回転伝達部材を上記移動を行わせるべく駆動する駆動手段と、上記エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段により検出されたエンジンの運転状態に応じて、上記駆動手段に上記可動回転伝達部材に対する駆動を行わせるとともに、該駆動手段による駆動によって上記可動回転伝達部材が移動せしめられる際に、上記駆動手段が上記可動回転伝達部材に及ぼす駆動力を上記カム軸の駆動トルク変動に応じて変化させる制御を行う駆動制御手段と、を具備して構成されるエンジンの吸排気弁開閉時期制御装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02

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