特許
J-GLOBAL ID:200903067508056942

酸素センサ用セラミックヒータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-305967
公開番号(公開出願番号):特開平11-194110
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 酸素センサ用セラミックヒータにおいて、ロー付け部へのリード端子のロー付け強度を確保し、ロー付け後の耐久性を向上する。【解決手段】 有底筒状の検出素子の内部空間に配置されて検出素子を加熱するセラミックヒータにおいて、発熱パターン通電用のリード端子をロー付けするためのロー付け部を、その長さa1と幅a2との関係が0.1≦a1/a2≦0.8となるように形成する。また、ロー付け部は、ヒータの最端部から所定間隔L3離した位置に形成し、この間隔L3と長さa1との比L3/a1を0.02以上に設定する。この結果、ロー付け部へのリード端子のロー付け強度を向上すると共に、ロー付け後にリード端子に力が加わった際にセラミック焼結体にクラックが入るのを防止でき、セラミックヒータの耐久性を向上できる。
請求項(抜粋):
一端が閉塞し他端が開口した有底円筒状に形成された固体電解質の内外表面に多孔質電極を形成してなる検出素子の内部空間に配置され、通電により発熱して前記検出素子を加熱・活性化させる、長尺状のセラミック焼結体からなる酸素センサ用セラミックヒータであって、前記検出素子の閉塞部側に配置される前記セラミック焼結体の長手方向一端側に、通電により発熱する発熱パターンが埋設されると共に、該発熱パターンから前記セラミック焼結体の長手方向他端側に向かって該発熱パターン通電用の導電パターンが埋設され、更に、前記セラミック焼結体の長手方向他端側表面には、前記導電パターンに接続され、給電用のリード端子をロー付けするためのロー付け部が、該ロー付け部の前記セラミック焼結体の長手方向に沿った長さa1と、該長手方向と直交する幅方向の長さa2との比a2/a1が、0.1〜0.8の範囲内となるように形成されていることを特徴とする酸素センサ用セラミックヒータ。

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