特許
J-GLOBAL ID:200903067515047312

構造部材の補強構造及び補強金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 享
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-173400
公開番号(公開出願番号):特開平6-017507
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 圧縮側フランジの局部座屈に対し、部材中立軸近傍に補強部を設けることで、構造部材としての急激な耐荷能力の低下を防ぎ、かつ安定的な変形性能を確保する。【構成】 地震荷重等により、H形鋼梁1の局部座屈による塑性化が想定される区間について、中立軸近傍のウェブ2両面に帯鋼板等からなる補強材4aを取り付けて補強部4を形成する。圧縮側フランジ3aの局部座屈が進むに従って、圧縮側フランジ3aの曲げモーメントMに対する耐荷能力が低下して行くが、中立軸近傍に補強材4aがあることで、補強材4aと未だ健全な引張側フランジ3bとが低下分の曲げモーメントM”を負担し、構造部材としての急激な耐荷能力の低下を防ぎつつ、圧縮側フランジ3aの安定的な変形を可能とする。
請求項(抜粋):
ウェブの両端にフランジを有する構造部材の前記フランジの塑性域を対象とした構造部材の補強構造であって、前記フランジの曲げねじれ変形による塑性化が考慮される区間を含む所定区間について、前記構造部材の部材断面の中立軸近傍に、塑性化による前記フランジの圧縮側フランジの曲げ耐力劣化分を補うための所定断面の補強部を、前記フランジと平行に設けたことを特徴とする構造部材の補強構造。
IPC (2件):
E04C 3/04 ,  E04C 3/32
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭52-015140
  • 特開昭55-036515
  • 特開平4-128460

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